きんろ‐ばい【金露梅】
バラ科の落葉小低木。高山に自生。高さ約50センチ、まれに1メートル。よく分枝し、3〜5枚の小葉からなる羽状複葉をつける。夏、黄色の5弁花を開く。庭木や盆栽などにする。
ぎじ‐どう【議事堂】
議員が集まって議会を開くための建物。「国会—」
ぎんりょう‐そう【銀竜草】
ツツジ科の多年生の菌従属栄養植物。山地の陰地に生え、高さ約10センチ。褐色の根以外はすべて白く半透明。茎は太く直立し、うろこ状の葉が重なってつく。夏、茎先に、下向きの花を1個開く。水晶蘭。幽霊茸...
くさ‐たちばな【草橘】
キョウチクトウ科の多年草。関東以西の山林中に生え、高さ30〜60センチ。葉は楕円形で先がとがる。夏、タチバナに似た白色の花を開く。果実は熟すと裂けて毛のある種を飛ばす。
くさ‐やつで【草八手】
キク科の多年草。山野の林内に生え、高さ約40センチ。ヤツデに似た手のひら状の葉を多数つける。秋、暗紫色の花を開く。よしのそう。かんぼくそう。
く‐じゃく【孔雀】
キジ目キジ科クジャク属の鳥の総称。インドクジャクはインド・スリランカの平地や開けた林にすみ、全体に青みがかった色をしている。雄は全長約2メートルで、尾羽を覆う上尾筒(じょうびとう)は目玉模様のあ...
くじゃく‐ばと【孔雀鳩】
ハトの一品種。羽色が白色のものが多く、尾羽を扇状に開く。
くち‐なし【梔子/巵子/山梔子】
1 アカネ科の常緑低木。暖地に自生し、高さ約2メートル。葉は長楕円形でつやがある。夏、香りの高い白い花を開く。果実は熟すと黄赤色になり、染料とするほか、漢方では山梔子(さんしし)といい消炎・利尿...
口火(くちび)を切(き)・る
物事を他に先がけて行って、きっかけをつくる。「攻撃の—・る」「論議の—・る」 [補説]「口火を付ける」「口火を開く」とするのは誤り。
くも‐らん【蜘蛛蘭】
ラン科の多年草。暖地にみられ、樹幹に着生し、気根が四方に伸びる。葉がない。初夏、柄の先に白緑色の小花を総状に開く。