かいこう‐ろん【開港論】
⇒開国論
かい‐こく【開国】
[名](スル) 1 外国との交際、通商を始めること。「日本は安政の仮条約で—した」⇔鎖国。 2 初めて国を開くこと。建国。肇国(ちょうこく)。
かいこくしまつ【開国始末】
伝記。1巻。島田三郎著。明治21年(1888)刊。井伊家の諸記録をもとに、井伊直弼(いいなおすけ)の大老就任から暗殺に至る間の始末を詳述し、直弼の立場を弁護している。
かいこく‐ろん【開国論】
江戸中期以後、鎖国・攘夷(じょうい)を廃し、外国との通商を主張した論。工藤平助・本多利明・渡辺崋山・高野長英らが主張。安政の開国後は、尊王攘夷論に対して佐幕開国論も行われ、文久期には尊攘論者のな...
かいこ‐にん【開口人】
能で、最初に出て口を開く者。主としてワキの役。かいこうにん。
かい‐こん【開墾】
[名](スル)山野を切り開いて農耕できる田畑にすること。「原野を—する」 [補説]書名別項。→開墾
かいこん【開墾】
《原題、(スペイン)Tala》チリの女性詩人ミストラルの第三詩集。1938年、アルゼンチンのブエノスアイレスで刊行。「タラ」とも。
かい‐こん【開梱】
[名](スル)梱包された荷物を開くこと。「輸入品の—検査」
かい‐ご【開悟】
[名](スル)迷いから脱却して真理を悟ること。
かい‐ごう【開合】
1 開いたり合わせたりすること。 2 開音と合音。開音(開口音)は口の開きの広い音、合音(合口音)は狭い開きの音。オの長音についての2種の漢字音では、韻の主母音に、円唇母音uまたは副母音wをもつ...