かいごん‐けんじつ【開権顕実】
《「権」は方便、「実」は真実の意》天台宗で、法華経以前の諸経の教え(三乗)はすべて方便にすぎず、法華経こそ真実の教えであることを表したもの。教理に関していい、実践上は開三顕一(かいさんけんいち)...
かい‐さ【開鎖】
開くことと、閉ざすこと。特に、開国と鎖国。「当時の争に—など云う主義の沙汰は少しもない」〈福沢・福翁自伝〉
かい‐さい【開催】
[名](スル)集会や催し物を開き行うこと。「総会を—する」
かいさいこく‐わく【開催国枠】
スポーツの世界選手権やオリンピックで、大会が行われる国にあたえられる権利のこと。予選が免除され、本戦から出場できる。 [補説]オリンピックでの権利の可否や出場可能な人数などは、競技または種目によ...
かい‐さく【開作】
[名](スル)土地を開墾して作物を植えつけること。また、その田や畑。「荒野を—する」
かい‐さく【開削/開鑿】
[名](スル)土地を切り開いて道路や運河などを通すこと。「新道を—する」
かい‐さつ【開札】
[名](スル)入札した箱を開いて、札(ふだ)を調べること。
かい‐さん【開山】
[名](スル)《寺を山に建て、寺が山号で呼ばれたところから》 1 仏寺を初めて開くこと。また、開いた僧。開基。 2 一宗一派を初めて開いた僧。祖師。開祖。 3 ある物事の創始者。「達人は自ら法門...
かいさん‐き【開山忌】
開山の僧の祥月命日に営む法会(ほうえ)。
かいさん‐けんいち【開三顕一】
天台宗で、法華経以前に説かれた三乗の教えはすべて方便であり、法華の一乗こそ仏の悟りに導く絶対真実の教えと説くもの。→開権顕実(かいごんけんじつ)