かい‐かいろ【開回路】
電気回路のうち、スイッチが「切」になっているなどで電流の経路が断たれている回路。→閉回路
かいかいろ‐でんあつ【開回路電圧】
電流が流れておらず、負荷が無い状態における電池や電子機器の端子間の電圧。開放電圧。開路電圧。OCV(open circuit voltage)。
かいか‐ぜんせん【開花前線】
同一の植物の開花日が同じ地点を地図上で1本の線で結んだもの。天気図の前線に似るところからいい、春の北上を示す。桜(染井吉野)・梅・椿(つばき)などについて観測している。→桜前線
かい‐かつ【開豁】
[形動][文][ナリ] 1 広々として眺めのよいさま。快闊(かいかつ)。「—な田野」 2 心が広く、こせこせしていないさま。快闊。「—な人柄」
かいか‐どんぶり【開化丼】
どんぶり飯に、牛肉とタマネギの卵とじをのせたもの。明治初期に入ってきたタマネギと、一般に禁忌だった牛肉を新しく使ったところからいう。
かいかのさつじん【開化の殺人】
芥川竜之介の短編小説。大正7年(1918)7月、雑誌「中央公論」に発表。自殺した医師の遺書の体裁で、ある殺人の真相を描く。
かいか‐は【開化派】
朝鮮の李朝末期、清からの独立と明治維新にならった改革を目標とした政治的党派。1882年の壬午(じんご)の変後、金玉均・朴泳孝らを中心に結成。守旧派(事大党)と対立し、1884年、独立を目ざして甲...
かいか‐び【開花日】
1 その草木の花が咲いた日。 2 気象庁の生物季節観測で、タンポポやススキなど規定の植物の花が咲いた日。多くは標本木を決めて観測される。例えばサクラ(ソメイヨシノ)では、標本木で5、6輪以上の花...
かいか‐ホルモン【開花ホルモン】
植物の茎の先端に作用し、花芽形成を起こさせるホルモン。花成素。花成ホルモン。
かいか‐よそう【開花予想】
その年に初めて花が咲く日の予想。特に、ソメイヨシノの花についていう。→桜前線