かい‐けつ【開結】
開経(かいきょう)と結経(けっきょう)。
かいけつ‐きょう【開結経】
本経の前に読む開経と、後に読む結経。法華三部経では開経が無量義経、結経が観普賢経。開結二経。
かい‐けん【開顕】
「開権顕実(かいごんけんじつ)」の略。
かいけん‐き【開瞼器】
瞼(まぶた)を開いた状態で固定する器具。眼の治療・診断などで使用する。
かい‐げん【開元】
基礎を築くこと。特に、国を始めること。
かいげん【開元】
中国唐代、玄宗皇帝の時の年号。713年〜741年。
かい‐げん【開眼】
[名](スル) 1 新作の仏像・仏画を供養し、眼を点じて魂を迎え入れること。また、その儀式。「大仏—」「—供養」 2 真理を悟ること。特に、技術・芸能の道で真髄を悟り、極致を窮めること。また、こ...
かい‐げん【開関】
《「かいかん」とも》古代、朝廷の大礼または変乱などが済んだあと、固めていた逢坂(おうさか)(はじめは愛発(あらち))・鈴鹿(すずか)・不破(ふわ)の三つの関を開いて警護を解くこと。⇔固関(こげん)。
かいげん‐くよう【開眼供養】
開眼1の際に行う供養。「大仏—」
かいげん‐じ【開元寺】
738年(開元26)、唐の玄宗が勅によって各州(郡)に建立させた寺。時の年号をとって名づけられた。現存するものでは、泉州福建省のものが有名。