かいじょう‐けいびこうどう【海上警備行動】
海上での人命・財産の保護、治安の維持を目的とする自衛隊の活動。自衛隊法82条に基づき、防衛大臣が内閣総理大臣の承認を得て発令する。武器の使用については、警察官職務執行法・海上保安庁法を準用し、正...
かいじょう‐じえいたい【海上自衛隊】
自衛隊の一。海上幕僚監部、自衛艦隊・地方隊・教育航空集団などの部隊、各種学校などからなり、海上幕僚長の補佐を受けた防衛大臣の統括の下に、海上における防衛を主な任務とする。昭和29年(1954)警...
かいじょうはいび‐エックスバンドレーダー【海上配備Xバンドレーダー】
米軍が運用しているミサイル防衛用のレーダー。Xバンドレーダーの高い分解能により、弾道ミサイルの弾頭の形状を把握することができ、おとりとの区別、ミサイルの補足、迎撃ミサイルの誘導などに利用される。...
かいじょう‐ばくりょうかんぶ【海上幕僚監部】
防衛省に置かれ、防衛大臣に直属する機関の一。幕僚長の統率のもとに、海上自衛隊の、防衛・教育訓練・装備・人事などに関する計画の立案、部隊の管理・運営などを行う。→幕僚監部
かい‐ぼう【海防】
海からの攻撃に対して国土を防衛すること。海の守り。
カウナス‐じょう【カウナス城】
《Kauno pilis》リトアニア中央部の都市カウナスの旧市街にある城。13世紀にドイツ騎士団の侵攻に備えるために建造。幾度も騎士団による攻撃を受けたが、15世紀初め、ビタウタス大公の時代には...
かえるか‐げんしょう【蛙化現象】
心理学で、好意をもつ相手が、自分に好意をもち始めると、相手に嫌悪を感じる状態。嫌われるかもしれないという不安から起こる自己防衛とみられている。 [補説]名称はグリム童話「蛙の王様」に由来するが、...
かくだい‐よくし【拡大抑止】
自国の抑止力を他国の防衛・安全保障に対しても提供すること。自国だけでなく、同盟国など他国が攻撃を受けた場合にも反撃する意図を示すことで、同盟国等への攻撃を思いとどまらせること。
かくりょう‐いいんかい【閣僚委員会】
重要な政策課題について、閣議に諮る前に、首相を含む関係閣僚が協議し、総合調整を行う場。「地球温暖化問題に関する閣僚委員会」「防衛力整備に関する閣僚委員会」など、政策課題ごとに設けられる。少数の閣...
かじょう‐ぼうえい【過剰防衛】
正当防衛としてなされる行為が、防衛の程度を越えていると判断されるもの。違法行為ではあるが、情状によって刑が軽減・免除されることがある。→正当防衛