アンギオテンシンへんかんこうそ‐そがいやく【アンギオテンシン変換酵素阻害薬】
《「アンジオテンシン変換酵素阻害薬」とも》血液中に存在するアンギオテンシンのうち血圧上昇作用のないアンギオテンシンⅠを血圧上昇作用のあるアンギオテンシンⅡに変換する酵素の働きを阻害する薬剤。降圧...
アンジオテンシン‐へんかんこうそ‐そがいやく【アンジオテンシン変換酵素阻害薬】
⇒アンギオテンシン変換酵素阻害薬
アンタゴニスト【antagonist】
生体内の細胞の受容体に結合し、神経伝達物質やホルモンなどの作用を阻害する物質の総称。受容体に優先的に結合する競争的阻害薬や、受容体の構造に影響を及ぼすことで結合を阻害する非競争的阻害薬として利用...
アンチトロンビン【antithrombin】
トロンビンなどの血液凝固因子と結合し、その凝固作用を阻害する物質。ヘパリンと結合した複合体は、より強く凝固を抑制することが知られる。
アールエヌエー‐かんしょう【RNA干渉】
伝令RNAと相補的なRNAが細胞内に導入することにより、伝令RNAが遺伝情報を翻訳してたんぱく質を合成する過程を阻害し、遺伝子の発現を抑制すること。この現象を薬剤に応用するRNA干渉薬の研究が進...
イピリムマブ【Ipilimumab】
免疫チェックポイント阻害剤の一つ。T細胞の表面に発現して免疫反応を抑制するCTLA-4という受容体と結合し、がん細胞に対する攻撃力を回復させる。商品名ヤーボイ。→ニボルマブ
イマチニブ【Imatinib】
抗癌剤(こうがんざい)の一つ。慢性骨髄性白血病・消化管間質腫瘍などに対して使用される分子標的治療薬。商品名グリベック。2001年にスイスの製薬会社ノバルティスファーマが発売。慢性骨髄性白血病の原...
インテグラーゼ【integrase】
HIVなどのレトロウイルスが逆転写酵素によって生成したウイルスDNAを宿主細胞のDNAに組み込む働きをする酵素。→インテグラーゼ阻害剤
インテグラーゼ‐そがいざい【インテグラーゼ阻害剤】
HIVなどのレトロウイルスの増殖に不可欠なインテグラーゼという酵素の働きを阻害する薬剤。エイズ治療薬。日本では平成20年(2008)に認可された。商品名はアイセントレス錠。一般名はラルテグラビル...
エス‐エス‐アール‐アイ【SSRI】
《Selective Serotonin Reuptake Inhibitor》抗うつ薬の一。脳のシナプス間隙に放出されたセロトニンが神経終末に再吸収されるのを阻害する作用がある。不安感情などを...