きゅう‐こうか【急降下】
[名](スル) 1 航空機などが地表に対して急角度で降下すること。「—爆撃」⇔急上昇。 2 数値などが急激に下がること。「株価が—した銘柄」⇔急上昇。
きんきゅう‐こうか【緊急降下】
[名](スル)飛行中の航空機が、機内圧力の低下と酸素不足が生じた場合、人体に安全な高度まで降下すること。
ぎょうこてん‐こうか【凝固点降下】
純粋な液体の凝固点よりも、他の物質を溶かしたときのほうが、凝固点が低くなる現象。電離しない物質を溶かしたときは、そのモル数に比例して降下し、物質の種類に関係しない。分子量の決定などに利用。分子降...
こう‐か【降下】
[名](スル) 1 高い所から低い所へおりること。また、高かったものが低くなること。「パラシュートで—する」「気温が—する」 2 命令などが、高い地位の人からくだること。「大命—」
しせい‐こうか【賜姓降下】
皇族が天皇から姓を賜り、臣籍に入ること。昭和22年(1947)制定の皇室典範では、皇族が自己の意思に基づき、皇室会議の議を経て、その身分を離れることが認められた。
しんせき‐こうか【臣籍降下】
明治憲法下で、皇族がその身分を失って臣籍に入ること。賜姓・他家相続・婚嫁・権利剝奪・婚姻解消などによる降下があった。
じゅうじかこうか【十字架降下】
《原題、(オランダ)Kruisafneming》ファン=デル=ウェイデンの絵画。板に油彩。十字架から下ろされるキリストと嘆き悲しむ人々を描いた作品。マドリード、プラド美術館所蔵。
《原題、(...
じょうきあつ‐こうか【蒸気圧降下】
溶媒に不揮発性の溶質を溶解することにより、蒸気圧が降下する現象。十分希薄な溶液(理想溶液)の場合、ラウールの法則が成り立つ。
たいめい‐こうか【大命降下】
大日本帝国憲法下で、天皇が元老や重臣などの助言などに基づいて、内閣総理大臣の候補者に組閣を命じること。
でんあつ‐こうか【電圧降下】
電気回路に電流を流したとき、抵抗などの素子の両端で電流の方向に向かって電位が下がる現象。電位降下。