こんごうやしゃ‐みょうおう【金剛夜叉明王】
《(梵)Vajra-yakṣaの訳》五大明王の一。北方を守護し、悪魔を降伏(ごうぶく)する。三面六臂(ろっぴ)で、中心の面は五眼。火炎を負い、怒りの相を表す。杵(しょ)・箭(せん)・剣・弓などを...
こんごう‐りきし【金剛力士】
《(梵)Vajra-pāṇiの訳》金剛杵(しょ)を持って仏法を守護する神。大力をもって悪魔を降伏(ごうぶく)する。寺門の左右に置かれる。門の向かって右を密迹(みっしゃく)金剛、左を那羅延(ならえ...
ごうざんぜ‐ほう【降三世法】
密教で、降三世明王を本尊とし、悪人を降伏(ごうぶく)させるために行う修法。
ごうざんぜ‐みょうおう【降三世明王】
《(梵)Trailokyavijaya Vajrhūṃkaraの訳》五大明王の一。東方に位し、3世にわたる三毒を降伏(ごうぶく)させるところからこの名がある。像は普通三眼で、四面八臂(はっぴ)、...
ごう‐ま【降魔】
悪魔を降伏(ごうぶく)すること。
ごうま‐の‐いん【降魔の印】
仏教で、悪魔を降伏(ごうぶく)させるための印。左手をひざの上に置き、右手を垂らして地を指すもの。指地印。触地印。降魔印。
ごうま‐の‐そう【降魔の相】
1 八相の一。釈迦(しゃか)が悟りを開こうとしたとき、妨害した欲界第六天を降伏(ごうぶく)させたときの姿。がまの相。 2 不動明王などが悪魔を降伏させるときの怒りの形相。がまの相。
ごうま‐の‐りけん【降魔の利剣】
不動明王が手に持つ、悪魔を降伏(ごうぶく)するという鋭い剣。
ごま【護摩】
《(梵)homaの音写。焚焼(ふんしょう)・火祭りの意》密教で、不動明王や愛染(あいぜん)明王などの前に壇を築き、火炉(かろ)を設けてヌルデの木などを燃やして、煩悩(ぼんのう)を焼却し、併せて息...
サレンダー【surrender】
降伏。降参。また法律で、権利の放棄。