ふり‐もの【降り物】
連歌・俳諧で、天象のうち、雨・雪・霜・露などをいう語。
ふり‐や・む【降り止む】
[動マ五(四)]降っていた雨や雪などがやむ。「雪が—・まない」
ふ・る【降る】
[動ラ五(四)] 1 空から雨や雪などが連続的に、広い範囲にわたって落ちてくる。また、細かいものが上方からたくさん落ちてくる。「大雪が—・る」「火山灰が—・る」 2 霜がおりる。「早霜が—・る」...
ふるゆき‐の【降る雪の】
[枕]雪が消えるところから、また白いところから、「消(け)」「白」などにかかる。「け(消・日)」「いちしろし」「行き」などを起こす序詞の一部にも用いた。「—消なば消ぬがに恋ふといふ我妹(わぎも)...
ふろ【降ろ】
「ふ(降)る」の連体形にあたる上代東国方言。「上野(かみつけの)伊香保の嶺(ね)ろに—雪(よき)の行き過ぎかてぬ妹が家のあたり」〈万・三四二三〉