かず‐もの【数物】
1 数の多い物。特に大量に作られる粗悪品。 2 数量に限りのある品物。「—につき、売り切れの節はご容赦ください」 3 一定の数で、ひとそろいになっているもの。「—の茶器」
数(かず)を尽(つ)く・す
(多く「数を尽くして」の形で)ある限りすべてにわたる。残らずする。「春の花の木、—・して植ゑ」〈源・少女〉
かそ‐さい【過疎債】
過疎地域自立促進特別措置法に基づいて発行される地方債。同法で定められた過疎地域に該当する市町村に限り発行が認められる。発行額に応じて国からの地方交付税が増額されるため、元利償還の負担は少なく、過...
かでんし‐たい【価電子帯】
結晶のバンド構造における、価電子によって満たされたエネルギー帯。絶縁体と半導体の場合、禁制帯のエネルギー幅を超えて価電子帯の電子を励起しない限り、電流は流れない。半導体は禁制帯の幅が狭く、通常は...
か‐の‐さま【彼の様】
[代]三人称の人代名詞。 1 あのおかた。「頼うだる人は、いつも—へ行く折は、酒をくれらるるが」〈狂言記・抜殻〉 2 女性が愛人をさしていう語。「鶏(とり)を限りに—待てば」〈松の葉・一〉
神(かみ)ならぬ身(み)
神ではない、能力に限りある人間の身。「—の知る由(よし)もなし」
亀(かめ)の年(とし)を鶴(つる)が羨(うらや)む
千年の寿命をもつという鶴が、寿命万年の亀をうらやましがる。欲に限りのないことのたとえ。
体(からだ)を粉(こ)に◦する
力の限り働く。身を粉にする。「—◦して店のために働く」
彼(かれ)も一時(いちじ)此(こ)れも一時(いちじ)
《「孟子」公孫丑下から》世の中のことはすべて、時とともに移り変わって一定しない。栄枯盛衰も一時限りである。
かんせつ‐こよう【間接雇用】
使用者と労働者の間に直接の雇用関係がない雇用形態のこと。労働者供給事業は中間搾取や強制労働などの弊害を生む原因となるため、労働基準法および職業安定法で禁止されているが、労働者派遣法に基づく派遣労...