しゅく‐いん【宿院】
寺の宿泊所。僧坊。また、宿坊。すくいん。「住み馴れた—の生活に対する未練と」〈谷崎・二人の稚児〉
しゅげいしゅち‐いん【綜芸種智院】
《「綜芸」は顕・密両教と儒教、「種智」は菩提心(ぼだいしん)の意》天長5年(828)空海が京都九条に設立した日本最初の私塾。庶民の教育を目的とし、儒教・仏教などを教えた。空海の死後まもなく廃絶。
そうげいしゅち‐いん【綜芸種智院】
⇒しゅげいしゅちいん(綜芸種智院)
しゅつ‐いん【出院】
[名](スル) 1 「登院」に同じ。「—すれども議論決す可きの機なければ」〈織田訳・花柳春話〉 2 「退院1」に同じ。「—のとき袴羽織でわざわざ見舞に来た話をして」〈漱石・行人〉 3 少年院に収...
シュテファン‐じいん【シュテファン寺院】
《Stephansdom》⇒シュテファン大聖堂
しゅりょうごん‐いん【首楞厳院】
比叡山延暦寺横川(よかわ)中堂の異称。嘉祥元年(848)に円仁(えんにん)が創建。数度の火災にあい、昭和46年(1971)再建。
シュルーズベリー‐しゅうどういん【シュルーズベリー修道院】
《Shrewsbury Abbey》英国シュルーズベリーにある修道院。11世紀にベネディクト会の修道院として創建。16世紀にヘンリー8世による修道院解散令により閉鎖。エリス=ピーターズの推理小説...
しょ‐いん【書院】
《中国で、昔、講学所のこと》 1 ⇒付(つけ)書院 2 書斎。もとは寺院の僧侶の私室をいい、室町時代以降、武家・公家の邸の居間兼書斎の称となった。 3 書院造りにした座敷。武家では儀式や接客に用...
しょ‐えん【書院】
⇒しょいん(書院)
しょうがく‐いん【奨学院】
平安時代の大学別曹の一。元慶5年(881)在原行平が設置した私設学寮。諸王・同族子弟を教育し、平安末期には衰えたが、形式上の別当職は江戸時代まで続いた。大学南曹。