ぐん‐じん【軍陣】
1 軍の陣営。軍営。「—を張る」 2 軍の陣立て。「—を立て直す」
ぐん‐せん【軍扇】
武将が陣中で指揮に用いた扇。多くは骨が黒漆塗り、地紙に日月星辰(せいしん)を描く。
ぐん‐だい【軍代】
⇒陣代(じんだい)
ぐん‐ちゅう【軍中】
1 軍隊または軍営の中。陣中。 2 戦争の間。戦時中。
ぐんばい‐うちわ【軍配団扇】
1 相撲の行司が、両力士の立ち合いや勝負の判定を指示するのに用いるうちわ形の道具。軍配。 2 中世末から近世、武将などが用いた指揮用の具。鉄・皮・木などでうちわ形に作り、日・月・二十八宿などを描...
ぐん‐ぽう【軍鋒】
1 軍の威勢。 2 軍の先鋒。先陣。
ぐん‐もん【軍門】
陣営の門。軍営の入り口。陣門。
ぐん‐れい【軍令】
1 軍の命令。陣中での命令。 2 軍事上の法令や刑罰。 3 明治憲法下で、作戦・用兵に関する統帥事務。→軍政
けいか‐おり【京華織】
明治40年(1907)ごろ、京都西陣で織り出された女物帯地。縦糸に絹糸、横糸に絹糸と強撚糸を合わせたものを用いて織り、織り目を高くしたもの。
けい‐しょう【形勝】
1 風景がすぐれていること。また、その土地。景勝。「—の地」 2 敵を防ぐのに都合のよい地勢・地形。要害。「砲隊が—の地を占めて陣地を布(し)いている」〈漱石・吾輩は猫である〉