けご・みる【警固見る】
[動マ上一]前もって相手のようすを探る。偵察する。「乞食法師一人源氏の陣屋に来て経を読みて物を乞ひけるを、—・みる者にこそあんめれとて」〈延慶本平家・三本〉
ケチャ【(インドネシア)kecak】
インドネシアのバリ島の民俗芸能。円陣を組んだ男性の身振りを伴う合唱に合わせて、ラーマーヤナなどを題材とする舞踊劇を行う。猿をまねた激しい叫び声と複雑なリズムが特徴。
けっ‐かい【結界】
1 仏語。 ㋐教団内の僧が戒律を犯さないように一定の区域を制限すること。また、その区域。外からの出入りを制限する摂僧界(しょうそうかい)、衣を脱いでも過ちとならない摂衣界(しょうえかい)、食物の...
け‐まん【華鬘/花鬘】
仏前を荘厳(しょうごん)するために仏殿の内陣や欄間などにかける仏具。金銅・牛革製の円形または楕円形のものに、唐草や蓮華(れんげ)を透かし彫りにして、下縁に総状の金物や鈴を垂らすもの。
けん‐ぐん【懸軍】
後方や本国から遠く離れて、敵陣深く入り込むこと。また、その軍隊。「英軍は則(すなわち)—万里、深く敵地に入り」〈東海散士・佳人之奇遇〉
けん‐しゅ【堅守】
[名](スル)城・陣などを敵からかたく守ること。固守。「孤塁を—する」
けんしゅん‐もん【建春門】
平安京内裏外郭十二門の一。東面中央で、内郭の宣陽門に対する。左衛門の陣。外記門(げきもん)。
けん‐じょう【勧賞】
《「けんしょう」「かんじょう」「けじょう」とも》功労を賞して官位や物品・土地などを授けること。「後陣の勢の続かざらんに、先駆けたらん者は、—あるまじき由」〈平家・九〉
けん‐じん【堅陣】
守りがかたくて、破ることがむずかしい陣営。「—を陥れる」
けん‐るい【堅塁】
1 守りが堅くて、容易に攻め落とせない陣地。「—を抜く」 2 なかなか打ち破ることのできない物事。「資本主義の—」