ばい【陪】
[常用漢字] [音]バイ(呉) 1 そばに付き添う。伴をする。「陪従・陪乗・陪食・陪席」 2 補佐する。「陪審」 3 家来の家来。「陪臣」 [名のり]すけ・のぶ・ます・やす [難読]陪堂(ほいとう)
ばい‐かん【陪観】
[名](スル)貴人や目上の人に付き従って一緒に見物すること。「芝居を催し、藩士ばかりに—させる例があって」〈福沢・福翁自伝〉
ばい‐しょく【陪食】
[名](スル)身分の高い人と一緒に食事をすること。
ばい‐しん【陪審】
法律の専門家でない人が、裁判の審理に参加し、有罪・無罪の判断を行うこと。また、陪審員のこと。→陪審制度
ばい‐しん【陪臣】
《「陪」は重なる意》 1 臣下の臣。またげらい。⇔直参(じきさん)。 2 江戸時代、大名の家臣の称。旗本・御家人を直参と称したのに対する語。
ばいしん‐いん【陪審員】
陪審制度を採用している裁判手続きにおいて、一定の基準と手続きにより一般市民の中から選ばれ、その審判に立ち会う人。
ばいしん‐さいばん【陪審裁判】
陪審制度による裁判。
ばいしん‐せいど【陪審制度】
法律の専門家でない一般市民の中から選ばれた一定数の陪審員が審判に参加する制度。米国などで採用されている。日本では、刑事裁判について大正12年(1923)に陪審法が制定されたが、十分な成果をあげら...
ばい‐じ【陪侍】
君主・貴人のそばに仕えること。また、その人。
ばい‐じゅう【陪従】
[名](スル)⇒べいじゅう(陪従)