しじみ‐がい【蜆貝】
1 シジミのこと。また、その貝殻。 2 少女の陰部をいう隠語。成人女性の陰部を赤貝になぞらえるのに対していう。 3 少女。また、江戸吉原で禿(かむろ)のこと。「やい—、二人ともにここへ来い」〈伎...
しじゅうく‐にち【四十九日】
1 人の死後、49日間。今生(こんじょう)の死と来世の生との中間の期間。中陰。 2 人の死後、49日目。また、その日に行う法要。七七日(なななぬか・しちしちにち)。
しせい‐の‐つかい【四姓の使】
神嘗祭(かんなめさい)に際し、毎年陰暦9月11日に朝廷から伊勢神宮に差し遣わされた奉幣使。平安時代以後、五位以上の王氏を正使とし、中臣(なかとみ)・忌部(いんべ)・卜部(うらべ)の三氏が共に当たった。
しせんよびおよびいんぼう‐ざい【私戦予備及び陰謀罪】
外国に対して私的に戦闘行為をする目的で、その準備や陰謀をする罪。刑法第93条が禁じ、3か月以上5年以下の禁錮に処せられる。ただし、自首した者は刑が免除される。私戦予備罪。陰謀罪。
しせんよび‐ざい【私戦予備罪】
⇒私戦予備及び陰謀罪
した‐おぎ【下荻】
オギの下葉。また、他の草木の陰に生えているオギ。「—のなかばは霜に結ぼほれつつ」〈源・夕顔〉
した‐くさ【下草】
《「したぐさ」とも》 1 木の下などに生えている草。森や林に生える丈の低い草木。 2 取るに足らない者。日陰者。「かかる—頼もしくぞ思(おぼ)しなりぬる」〈源・玉鬘〉
した‐すずみ【下涼み】
樹木などの陰で涼むこと。
した‐ぶし【下伏し/下臥し】
1 物の陰や下にふすこと。「さを鹿の声ぞ悲しき露むすぶいはだのを野の萩の—」〈夫木・一一〉 2 うつぶせになること。下向きになること。「洋灯の炎尖(ほさき)が—になって、ちらりと蒼く消えようとす...
した‐みず【下水】
1 物の陰や下を流れる水。「岩間とぢし氷も今朝はとけそめて苔の—道もとむらむ」〈新古今・春上〉 2 漢字の脚の一。「泰」などの「氺」の称。