した‐みち【下道】
1 山陰・森陰・花陰など、物の陰や下になって通じている道。 2 (高速道路に対し)歩行者・自転車・自動車などが通る普通の道。一般道路。下の道。
舌(した)を出(だ)・す
1 陰で人をばかにしたり、あざけり笑ったりする。また、そういうときの動作。「笑顔の裏で—・す」 2 恥ずかしさなどをごまかす動作。
しだい‐ぶんげん【次第分限】
「次第長者」に同じ。「おのづから商ひをして—になりぬ」〈浮・桜陰比事・四〉
しち‐どう【七道】
東海道・東山道・北陸道・山陰道・山陽道・南海道・西海道のこと。→五畿七道
しちよう‐れき【七曜暦】
七曜の位置を記した暦。平安時代以降、元日の節会(せちえ)に中務(なかつかさ)省が陰陽寮に命じて奉った。七曜の御暦(ごりゃく)。
しつ【湿〔濕〕】
[常用漢字] [音]シツ(慣) [訓]しめる しめす しとる しめる。しめりけ。「湿気(しっき・しっけ)・湿潤・湿地・湿度・湿布/陰湿・除湿・多湿」 [難読]湿気(しけ)る
してん‐だい【司天台】
1 陰陽寮(おんようりょう)の唐名。 2 江戸中期に設置された天文台。元禄2年(1689)渋川春海が江戸本所の邸宅内に創設。延享3年(1746)幕府天文方の観測所として神田佐久間町に置かれ、のち...
しど‐の‐かんぺい【四度の官幣】
陰暦2月の祈年祭、6月・12月の月次祭(つきなみのまつり)、11月の新嘗祭(にいなめさい)の四度の祭りに、神祇官(じんぎかん)から奉る幣帛(へいはく)。よどのかんぺい。
しのび‐ね【忍び音】
1 小声。また、ひそひそ声。「忽ち—にアッと叫びながら」〈二葉亭訳・あひゞき〉 2 忍び泣きの声。「—に泣く」 3 ホトトギスの、声をひそめるような鳴き声。陰暦4月ごろの初音。「時鳥(ほととぎす...
しの・ぶ【忍ぶ】
《上代は上二段活用。平安時代になって「偲(しの)ぶ」と混同し、四段にも活用》 [動バ五(四)] 1 つらいことをがまんする。じっとこらえる。耐える。「恥を—・んで申し上げます」「不便を—・ぶ」...