てっぽう‐ず【鉄砲洲】
東京都中央区湊辺りの旧称。隅田川西岸の砂州で、江戸幕府の鉄砲の試射地であったところからという。
て‐に‐を‐は【弖爾乎波/天爾遠波】
《ヲコト点の一種の博士家(はかせけ)点の四隅の点を、左下から右回りに続けて読むと「てにをは」となるところから》 1 漢文を訓読するときに補って読む、助詞・助動詞、用言の語尾、接尾語などの総称。ま...
てん【展】
[音]テン(呉)(漢) [訓]のべる [学習漢字]6年 1 平らに広げ並べる。「展開・展観・展示・展覧」 2 どこまでも伸び広がる。「進展・伸展・発展」 3 隅から隅まで見る。「展墓・展望」 4...
てん‐い【天維】
天が落ちないように四隅を支えているという想像上の綱。天柱。
で‐すみ【出隅】
壁・板など、二つの平面が出合った所の外側の角(かど)。⇔入隅(いりすみ)。
とよす【豊洲】
東京都江東区の地名。隅田川河口の埋め立て地で、工業地帯として発達。再開発により現在は商業地・住宅地。豊洲市場がある。
とり‐ぶすま【鳥衾】
大棟(おおむね)または隅棟(すみむね)などの鬼瓦の上に、反って長く突き出した円筒状の瓦。雀瓦。
どう‐ごえ【胴声】
「胴間声(どうまごえ)」に同じ。「鑠(めっき)の様なる眼をむき、乙に入ったる—」〈浄・双生隅田川〉
どくしょ【読書】
黒田清輝の絵画。カンバスに油彩。フランス留学中の明治24年(1891)の作品で、部屋の片隅で椅子に腰掛けた女性が本に読みふける姿を描いたもの。東京国立博物館蔵。
ど‐こんじょう【ど根性】
1 根性を強めていう語。「—のある奴」 2 根性をののしっていう語。「いたづら娘の—と同じことで」〈伎・隅田川続俤〉