ずい‐はん【随伴】
[名](スル) 1 お供としてつき従うこと。また、一緒に連れていくこと。随行。「大使に—して渡米する」 2 ある物事に伴って起こること。「組織改革に—する課題」「—現象」
ずいはん‐しょうじょう【随伴症状】
何らかの症状に伴って起こる症状。急性心筋梗塞に伴う吐気・嘔吐・冷汗・呼吸困難、月経時の下腹痛・腰痛・イライラ・憂鬱など。
ずいはん‐しょくぶつ【随伴植物】
主たる作物とともに生育している、生活史のよく似た野生型または原始栽培型の植物。イネに対するヒエなどをさす。除去の困難な雑草が多いが、栽培種と近縁種との自然交雑により、雑種強勢を起こすこともある。
ずい‐ひつ【随筆】
自己の見聞・体験・感想などを、筆に任せて自由な形式で書いた文章。随想。エッセー。
ずいひつ‐か【随筆家】
随筆を書くことを職業にしている人。エッセイスト。
ずい‐ひょう【随兵】
《「ずいびょう」とも》 1 供として連れる兵士。随行の兵。 2 平安末期から鎌倉初期にかけて、検非違使(けびいし)に従って治安の維持に当たった騎兵。 3 中世、将軍の外出のとき、その前後を警護し...
ずい‐ぶん【随分】
[形動][文][ナリ] 1 ふさわしい程度を超えているさま。また、いちじるしいさま。並でないさま。過分。相当。「—な御見舞をいただきました」「貯金も—な額になった」 2 人に対する態度や言動が...
まに‐ま【随/随意】
他の意志や事態の成り行きに従うさま。「大君の命の—ますらをの心を持ちてあり巡り」〈万・四三三一〉
まにま‐に【随に】
[連語]《「に」は格助詞》 1 他人の意志や事態の成り行きに任せて行動するさま。ままに。まにま。「波の—漂う」 2 ある事柄が、他の事柄の進行とともに行われるさま。…につれて。…とともに。「松風...
まま【儘/随/任】
《「まにま」の音変化》多く連体修飾語を受けて形式名詞的に用いられる。 1 その状態に変化のないこと。それと同じ状態。「昔の—」「現状の—」「立った—の姿勢」 2 (多く「ままになる」の形で用いる...