かし‐ぎわ【河岸際】
川の岸に近いあたり。
かべ‐ぎわ【壁際】
壁に近いあたり。壁に接するところ。「机を—に寄せる」
かみ‐ぎわ【髪際】
額などの、髪のはえぎわ。
がい‐さい【涯際】
物事の終わりの所。はて。「真理の大海は浩として、—なし」〈中村訳・西国立志編〉
がく‐さい【学際】
《interdisciplinary》研究対象がいくつかの学問領域にまたがっていること。諸科学が総合的に協力すること。「—的研究」
き‐ぎわ【着際】
1 着物など身につけるものの端の部分。「笄(かうがい)にて、障子ごしに袴(はかま)の—を刺しければ」〈曽我・六〉 2 着物などを身につけたようす。着こなしのぐあい。「袴の—烏帽子つき、河津殿にさ...
きわ【際】
《「ぎわ」の形で、他の語と複合しても用いる》 1 あと少しで別のものになろうとするぎりぎりのところ。境目。また、物の端。「がけの—から見下ろす」「生え—」「波打ち—」 2 ある物にきわめて接近し...
きわ‐ぎわ【際際】
1 人それぞれの分際。「人の—おぼしわきまへつつ」〈源・若菜上〉 2 季節の終わり。特に、盆・暮れなどの、商家の決算期。「正月前の—に旦那(だんな)殿は外が内」〈浄・重井筒〉
ぎょう‐さい【業際】
異なる事業分野にまたがること。「—市場」
くう‐さい【空際】
1 天と地との接する所。天際。そらぎわ。 2 仏語。空の極まるところとしての涅槃(ねはん)。