お‐ぎ【男木/雄木】
1 雌雄異株の植物で、雄花の咲く木。→女木(めぎ) 2 木材を接合するとき、継ぎ手が凸状をしたほうの木材。→女木(めぎ)
おぐに‐ぬま【雄国沼】
福島県中北部にあるカルデラ湖。磐梯山(ばんだいさん)の西方、猫魔ヶ岳(標高1404メートル)の西中腹にある。面積0.5平方キロメートル。湖岸にニッコウキスゲの大群落があり、「雄国沼湿原植物群落」...
お‐ごころ【雄心】
雄々しい心。勇気がある心。「天地(あめつち)に少し至らぬますらをと思ひし我や—もなき」〈万・二八七五〉
おごと‐おんせん【雄琴温泉】
滋賀県大津市北部、琵琶湖南西岸の温泉。古くから霊泉として知られ、泉質は単純温泉。
お‐しだ【雄羊歯】
オシダ科の多年生のシダ。深山の樹林に自生。太い根茎から多数の葉が輪状に出て、葉は長さ1〜1.5メートルあり、羽状複葉。根茎から葉柄にかけて鱗片(りんぺん)や毛がある。根茎を綿馬(めんま)といい、...
お‐しべ【雄蕊】
種子植物の花の雄性の生殖器官。葯(やく)と花糸からなり、葯の中に花粉を形成する。ゆうずい。⇔雌蕊(めしべ)。
お‐しま【雄島】
宮城県、松島湾の島。陸に近く渡月橋が架かる。[歌枕]「見せばやな—の蜑(あま)の袖だにもぬれにぞぬれし色はかはらず」〈千載・恋四〉
お‐じか【牡鹿/雄鹿】
《「おしか」とも》雄のシカ。《季 秋》⇔牝鹿(めじか)。
おす【雄/牡】
1 動物の性別で、精巣をもち、精子をつくるほう。また、植物で雄花をつけるもの。お。⇔雌(めす)。 2 雄ねじ。またはコネクターなどの接続部品において、接続部が凸になっている側(ピン)。⇔雌。
おすねこムルのじんせいかん【牡猫ムルの人生観】
《原題、(ドイツ)Lebensansichten des Katers Murr》ホフマンの風刺的長編小説。未完。1820年から1822年にかけて第2部までを刊行。人語を解する猫ムルの手記という...