ゆう‐き【雄気】
雄々しい気質。勇ましい意気。
ゆうき‐しょう【雄器床】
苔類の葉状体において、造精器が形成される部位。雄器托。造精器托。
ゆうき‐たく【雄器托】
⇒雄器床
ゆう‐きょう【雄強/勇強】
[名・形動]雄々しく力強いこと。また、そのさま。「廉恥、公平、正中、—等の如き外物に接して」〈福沢・文明論之概略〉
ゆう‐けい【雄勁】
[名・形動]力強いこと。書画・詩文などに、力がみなぎっていること。また、そのさま。「—な筆跡」
ゆう‐けつ【雄傑】
才知に長(た)け、勇ましいこと。また、その人。英傑。「天下の英才—の士」〈岡三慶・今昔較〉
ゆう‐けん【雄健】
[名・形動] 1 力強く勢いのよいこと。また、そのさま。「—な文章」 2 健康であること。また、そのさま。手紙文に用いることが多い。勇健。「南の方はますます—に候」〈蘆花・思出の記〉
ゆう‐けん【雄剣】
中国春秋時代、呉の干将が造ったという雌雄一対になった剣の一。呉王闔閭(こうりょ)に献じたという。転じて、おもな剣。正の剣。
ゆう‐こん【雄渾】
[名・形動]雄大で勢いのよいこと。書画・詩文などがよどみなく堂々としていること。また、そのさま。「—な筆致」「—な文章」
ゆう‐ごう【雄豪/勇豪】
[名・形動]雄々しく強いこと。また、その人や、そのさま。「真に—なる少年にてありぬ」〈透谷・楚囚之詩〉