おうめ【青梅】
東京都北西部の市。多摩川の谷口集落、青梅街道の宿駅として発展。戦前まで青梅縞の産地。御岳(みたけ)渓流は江戸以来の上水道源。人口13.9万(2010)。
おおうら‐てんしゅどう【大浦天主堂】
長崎市南山手町にあるゴシック風のカトリック教会堂。日本現存最古の洋風建築で、二十六聖人殉教記念聖堂として元治元年(1864)完成。明治初期に改築。国宝。 [補説]平成30年(2018)、原城や平...
おや‐ごう【親郷】
新田開発や開拓において、開発や開拓の拡大とともに分出した小集落(枝郷)に対し、年貢納入など郷村全体の行政を司る集落のこと。親村。⇔枝郷。
オロセガ‐とう【オロセガ島】
《Olosega》南太平洋、アメリカ領サモアに属するマヌア諸島の島。西側に隣接するオフ島とともに双子の島とよばれ、地形や地質がよく似る。1970年に両島間に橋が架けられた。東岸は絶壁であり、西岸...
オークニー‐しょとう【オークニー諸島】
《Orkney》スコットランドの沖合約15キロメートルにある諸島。大小約70の島々からなる。新石器時代の遺跡で知られ、中でも最大の島メーンランド島には代表的な遺跡が残されている。スカラブラエの集...
かい‐そん【塊村】
民家が雑然とかたまっている集落。
かいと【垣内】
《「かきつ」から転じた「かきと」の音変化》土地のある区画をいう語。もとは開墾を予定した一区画をさしたと推定されるが、樹木などで囲まれた屋敷地、区画された耕地、村の区画を小分けにした小集落なども意...
かげのすみか【蔭の棲みか】
玄月の短編小説。平成11年(1999)発表。同年、第122回芥川賞受賞。大阪の下町にある在日韓国・朝鮮人集落の変容を描いた。
カスバ‐かいどう【カスバ街道】
《Route des Kasbahs》モロッコ中部の都市ワルザザードからティネリールを経てエルラシディアまでを東西に結ぶ街道。カスバと呼ばれる要塞化された集落が多く残っていることで知られる。
カナート【(アラビア)qanat】
アジア西部、北部アフリカなど乾燥地帯にみられる水利施設。地下水を、長い地下水路によって集落近くまで導き、利用するもの。