めす【雌/牝】
1 動物の性別で、卵巣を持ち、卵や子を産むほう。また、植物で雌花をつけるもの。⇔雄(おす)。 2 雌ねじ。またはコネクターなどの接続部品において、接続部が凹になっている側(ソケット)。⇔雄。
めすねこ【牝猫】
《原題、(フランス)La Chatte》コレットの小説。1933年刊。飼い猫を溺愛する夫と、その猫に嫉妬する新妻の奇妙な三角関係を描く。
め‐たからこう【雌宝香】
キク科の多年草。高原などの湿地に生え、高さ約1メートル。茎は赤紫色を帯びる。葉は長い柄があり、心臓状三角形で、互生する。秋、茎の上部に黄色い花を総状につけ、ふつう舌状花は1〜3個でオタカラコウよ...
め‐だき【雌滝】
一対の滝のうち、水量が少なく勢いの弱いほうの滝。《季 夏》→雄滝(おだき)
め‐だけ【雌竹/女竹】
イネ科の植物。川岸や海辺などに繁茂し、高さ3〜6メートル。地下茎が横に走り、葉は披針形で手のひら状につく。竹の子は初夏に出て、伸びても皮は脱落せず、茎は黄白色になる。茎を細工物に使用。なよたけ。...
め‐ちょう【雌蝶】
1 めすの蝶。→雄蝶(おちょう) 2 「雄蝶雌蝶2」の、雌の蝶にかたどった折り紙。→雄蝶
め‐どり【雌鳥】
めすの鳥。めんどり。
めどり‐ば【雌鳥羽】
《雌鳥は左の翼で右の翼をおおうとされるところから》物の重ね方で、左を上に右を下にすること。めんどりば。
め‐ねじ【雌螺子】
雄ねじを受け入れるように、円筒状の穴の内表面に溝を切ってあるねじ。⇔雄螺子(おねじ)。
め‐の‐まんねんぐさ【雌の万年草】
ベンケイソウ科の多年草。山野の岩上などに生え、高さ約10センチ。茎は少しはう。葉は小さく多肉質で、互生する。夏、黄色い花を多数つける。こまのつめ。はなつづき。