か‐なん【禍難】
わざわい。災難。
かん‐なん【患難】
悩みや苦しみ。難儀。患苦。「甚しき—に逢いたれども」〈中村訳・西国立志編〉
かん‐なん【艱難】
[名・形動](スル)困難に出あって苦しみ悩むこと。また、そのさま。「—をしのぐ」「現状に屏息(へいそく)せず—して一路の光明を求め」〈有島・星座〉 「初めから、—な生活を送るつもりだ」〈藤村・家〉
きつ‐なん【詰難】
[名](スル)問いつめて責めること。難詰。
き‐なん【危難】
生命にかかわるような災難。
きゅう‐なん【急難】
急に起こった災難。差し迫っている災難。
きゅう‐なん【救難】
災害にあった人や遭難者を救うこと。「—訓練」
きんきゅう‐ひなん【緊急避難】
1 大急ぎで避難すること。 2 刑法上、急迫した危難を避けるため、やむをえず他人の法益をおかす行為。一定の要件をみたすものは罰せられないが、損害賠償責任がある。 3 民法上、他人の物から生じた急...
く‐なん【苦難】
苦しみや困難。「—を乗り越える」
けん‐なん【剣難】
刃物で殺傷される災難。