けん‐なん【険難/嶮難】
[名・形動] 1 道などが非常にけわしく、通過するのに困難なこと。また、そのさま。「—な箇所」「—の道」 2 苦しみ悩むこと。また、そのさま。苦難。「—をしのぐ」
けん‐のん【剣呑/険難】
[形動][文][ナリ]《「けんなん(剣難)」の音変化という》危険な感じがするさま。また、不安を覚えるさま。「金は欲しいだろうが、そんな—な思い迄して借りる必要もあるまいからね」〈漱石・道草〉 [...
こうつう‐なん【交通難】
1 交通手段が乏しくて難儀をすること。 2 交通機関が混雑して、通行が自由にならないこと。
こう‐なん【後難】
1 あとに起こる災難。後日の災い。「—を恐れて被害届を出さない」 2 あとになって受けるそしり。後世の非難。「爰(ここ)にて一軍(ひといくさ)もせざらんは、—遁(のが)れがたくして」〈太平記・一九〉
ご‐なん【後難】
⇒こうなん(後難)
こうれいしゃとう‐ひなん【高齢者等避難】
災害対策基本法に基づいて市町村が発表する避難情報の一。災害が予想されるときに、警戒レベル3として発令される。高齢者など避難に時間を要する人は、支援者とともに避難を開始し、その他の人は避難の準備を...
こうろ‐なん【行路難】
道を行くのに難儀すること。転じて、世渡りの困難なこと。
こきゅう‐こんなん【呼吸困難】
呼吸運動や肺におけるガス交換に障害を起こし、息が苦しくなる症状。
こく‐なん【国難】
国の災難。国の危難。
虎口(ここう)の難(なん)
非常に危険な難儀。「ようやくにして—を脱する」