あま‐そうぞく【雨装束】
雨を防ぐための身じたく。あましょうぞく。「迎への人、蓑笠(みのかさ)ありとて…—などして」〈檜垣嫗集・詞書〉
あま‐そそぎ【雨注ぎ】
《古くは「あまそそき」とも》雨垂れ。雨のしずく。「東屋(あづまや)のあまりほどふる—かな」〈源・東屋〉
アマゾニア【Amazonia】
アマゾン川流域のブラジル・ベネズエラ・コロンビア・エクアドル・ペルー・ボリビアにまたがる地域の総称。南アメリカ大陸の熱帯雨林地帯。
あま‐ぞら【雨空】
今にも雨の降りだしそうな空。また、雨の降っている空。
あま‐だり【雨垂り】
1 あまだれ。「簷端(のきば)を繞(めぐ)る—も何と無く物凄じく」〈鉄腸・花間鶯〉 2 軒の雨だれが落ちる所。「坊主が秘蔵の水瓶を、—の石に打ち当ててうち割りて置きつ」〈沙石集・八〉
あまだれ【雨だれ】
《原題、Raindrop》ショパンのピアノ曲集「24の前奏曲」の第15番の通称。変ニ長調。雨を連想させる描写に由来する。雨だれのプレリュード。雨だれの前奏曲。
あま‐だれ【雨垂れ】
1 軒先などから滴り落ちる雨水。雨滴(うてき)。あましずく。 2 感嘆符「!」のこと。 [補説]作品名別項。→雨だれ
あまだれ‐おち【雨垂れ落ち】
雨垂れが落ちて当たる所。あまおち。
あまだれ‐びょうし【雨垂れ拍子】
1 雅楽や謡曲で、拍子を雨垂れのように一定の間隔でとること。 2 物事の進行がとぎれがちで、はかどらないこと。「仕事が—になって出来べきものも仕損(しそこな)う道理」〈露伴・五重塔〉
あま‐つぶ【雨粒】
雨滴。あめつぶ。