時(とき)しもあれ
ほかに時もあるのに。ふさわしい時期がほかにあるだろうに。折あしく。「例の、—雨いたく降り神いといたく鳴るを」〈かげろふ・中〉
時(とき)ぞともな・し
いつという定まった時もない。いつも。年がら年じゅう。「いたづらに雲ゐる山の松の葉の—・き五月雨の空」〈玉葉集・夏〉
とき‐どき【時時】
[名]その時その時。時節、時節。「—の花を飾る」
[副] 1 ある時間を置いて、繰り返されるさま。ときおり。「—大阪へ行く」「曇り—雨」 2 まれであるさま。たまに。「—訪ねて来る」 [アク...
ときよ‐じせつ【時世時節】
その時その時の移り変わり。その時その時のめぐりあわせ。「これも—で、致し方がなかろう」〈広津和郎・風雨強かるべし〉
とくていとしかせんしんすいひがい‐たいさくほう【特定都市河川浸水被害対策法】
都市部を流れて浸水被害を起こす特定の河川と流域を指定し、排水設備の設置、雨水の貯留・浸透設備の整備などにより、浸水被害を防ぐことを目的とした法律。河川の指定は国土交通大臣と都道府県知事が協議して...
とくていひじょう‐さいがい【特定非常災害】
著しく異常かつ激甚な非常災害。死者・行方不明者・負傷者・避難者などの罹災者(りさいしゃ)および住宅の倒壊などの被害が多数発生し、交通やライフラインが広範囲にわたって途絶し、これによって地域全体の...
とくべつ‐けいほう【特別警報】
従来の気象警報の発表基準をはるかに超える豪雨や暴風などが予想され、甚大な災害の危険が差し迫っているときに、最大限の警戒を呼びかけるために、気象庁が発表する警報。平成25年(2013)8月30日か...
とし【年/歳】
1 時の単位。1月1日で始まり、12月31日に終わる12か月間。陽暦では、地球が太陽の周囲を1周する時間、365.2422日を1年とする。陰暦では、月が地球を12周する時間を1年とする。 2 多...
としがた‐すいがい【都市型水害】
都市化に伴って起こる水害。地面の大半がコンクリートやアスファルトで覆われているため、雨水が浸透しにくく、大量の雨水が下水道や河川に流れ込むために起こる水害などをいう。
とし‐きこう【都市気候】
都市にみられる、周辺の田園や森林地帯と異なる気候。高温や大気汚染による日射量の減少、風速の減少と風系の変化、霧や微雨日数の増加などを特徴とする。