とし‐なみ【年並(み)/年次】
1 毎年変わらないこと。例年並み。「—の暑さ」 2 としごと。年々。「堂塔—に建ち並び」〈読・春雨・天津処女〉
と‐しょうじ【戸障子】
雨戸と障子。また、建具(たてぐ)の総称。
と‐じょう【途上】
1 目的地に行く途中。「帰宅の—に雨にあう」 2 事業・計画などが目的に従って進行している途中。「発展の—にある」 [補説]書名別項。→途上
とっ‐ぷう【突風】
突然吹きだす強風で、短時間で収まるもの。寒冷前線や雷雨などに伴って起こることが多い。疾風(はやて)。
との‐ぐも・る【との曇る】
[動ラ四]空一面に曇る。たなぐもる。「雨降らず—・る夜のしめじめと恋ひつつ居りき君待ちがてり」〈万・三七〇〉
と‐ぶくろ【戸袋】
雨戸を収納しておくため、縁側や窓の敷居の端に設けた箱状の造作物。
とま【苫/篷】
菅(すげ)や茅(かや)などを粗く編んだむしろ。和船や家屋を覆って雨露をしのぐのに用いる。
とむら・う【訪ふ】
[動ハ四]《「とぶらう」の音変化》安否を問う。見舞う。「軽薄の人は絶えて—・ふ日なし」〈読・雨月・菊花の約〉
とも‐ない【伴ひ】
伴うこと。また、その人。同伴者。「—に後(おく)れしよしにて一宿(ひとよ)を求めらるる」〈読・雨月・菊花の約〉
とら‐が‐あめ【虎が雨】
陰暦5月28日に降る雨。この日曽我祐成が斬り死にし、それを悲しんだ愛人の虎御前(とらごぜん)の涙が雨となったといわれる。曽我の雨。虎が涙。《季 夏》「寝白粉香にたちにけり—/草城」