ほ‐はつが【穂発芽】
収穫前の穂に実った種子から芽が出る現象。降雨などの気象条件により、小麦・米・トウモロコシなどでみられ、収穫減や品質低下の原因となる。対策として、降雨期の前に収穫できる早熟種や、休眠性が強く吸水し...
ほばしら‐だち【帆柱立ち】
まっすぐ立つこと。「—につっ立ちしはただ木像の如くなり」〈浄・松風村雨〉
ほびこ・る【蔓延る】
[動ラ四]いっぱいにひろがる。はびこる。「この見ゆる雲—・りてとの曇り雨も降らぬか心足(こころだ)らひに」〈万・四一二三〉
ほ‐りゅう【蒲柳】
1 カワヤナギの別名。 2 《カワヤナギの葉が秋になるとすぐに落ちるところから》体質がひ弱なこと。「—の御身体時節柄殊に摂生第一に希望致し候」〈荷風・雨瀟瀟〉
ほ・れる【掘れる】
[動ラ下一][文]ほ・る[ラ下二] 1 土地などに穴・くぼみができる。「雨垂れで軒下の地面が—・れる」 2 地面がくぼんで、植物の根などが露出する。「根が—・れる」
ほろ【幌/母衣】
1 (幌)風雨・日光・ほこりなどを防ぐために車にかけるおおい。「荷台に—をかける」 2 母衣蚊帳(ほろがや)に用いる布。 3 (母衣)鎧(よろい)の背につけて流れ矢を防ぎ、また存在を示す標識にし...
ほろ‐がや【母衣蚊帳/幌蚊帳】
竹や針金などを骨にし、ほろのように作った幼児用の小さな蚊帳。《季 夏》「むら雨や—の子に風とどく/一茶」
ほんか‐どり【本歌取り】
和歌・連歌などで、古歌の語句・趣向などを取り入れて作歌すること。新古今時代に盛んに行われた。藤原定家が「苦しくも降り来る雨か三輪(みわ)の崎狭野(さの)の渡りに家もあらなくに」〈万・二六五〉を本...
ホンコン‐はんせいふデモ【香港反政府デモ】
⇒雨傘運動
ほん‐ぶり【本降り】
なかなかやみそうもない勢いで雨や雪が降ること。「昼過ぎから—になる」