雨(あめ)に沐(かみあら)い風(かぜ)に櫛(くしけず)る
《「荘子」天下の「甚雨(じんう)に沐い、疾風に櫛り、万国を置(た)てたり」から》雨や風に身をさらす意で、苦労することのたとえ。櫛風沐雨(しっぷうもくう)。
雨(あめ)につけ風(かぜ)につけ
雨が降っても風が吹いても。どんな時でも。
雨(あめ)の宮(みや)風(かぜ)の宮(みや)
《「雨の宮」「風の宮」は伊勢神宮の末社。伊勢参りの案内人が多くの末社にやたらに賽銭(さいせん)を出させるところから》出費の多いこと。また、出費がかさむ原因となる取り巻き連中のこと。「—どもを大勢...
あめ‐ふり【雨降り】
1 雨が降ること。雨の降っている間。雨天。 2 古い映画フィルムについた傷のため、映写すると画面に筋が何本も入り、雨が降っているかのように見えること。
あめふり‐しょうがつ【雨降り正月】
「雨喜(あまよろこ)び」に同じ。
あめふり‐ばな【雨降り花】
摘み取ると、雨が降ってくると伝えられる草花。地方によって、ヒルガオ・ホタルブクロなどのことをいう。
あめ‐もよ【雨催】
雨の降っている時。あまもよ。「山の程も—にいと恐ろしげなれど」〈源・椎本〉
あめ‐もよう【雨模様】
1 雨の降りそうな空の様子。あまもよう。「—の雲」 2 雨が降っているらしい様子。あまもよう。「山間部は—らしい」 [補説]1が本来の意味。2は新しい意味で、近年はさらに「現に雨が降っている」意...
あやま・つ【過つ/誤つ】
[動タ五(四)] 1 やりそこなう。しくじる。「ねらいを—・たず射る」 2 (「あやまって」の形で)うっかりしてよくないことをしでかす。過失を犯す。「—・って相手にけがを負わせた」 3 悪事を働...
あらい‐なが・す【洗い流す】
[動サ五(四)] 1 水を流して、汚れやごみなどをすっかり取り除く。また、雨などが物をすっかり流し去る。「湯あかを—・す」 2 心のわだかまりなどをすっかり取り除く。「過去のいさかいを—・す」