うすい‐ちょりゅうそう【雨水貯留槽】
⇒雨水処理槽
うすだいこ‐おどり【臼太鼓踊(り)】
九州・沖縄地方の民俗舞踊。雨乞い踊りや盆踊りとして、歌・鉦(かね)・笛を伴奏に、若者が胸につけた臼形の大きな太鼓を打ちながら踊る。うすだいこ。
うす‐び【薄日/薄陽】
1 薄雲を通してさす弱い日の光。弱い日差し。薄ら日。「雨が上がって—がさす」 2 低迷した状態からやや持ち直したときに見えてくる、かすかな希望のたとえ。「不況ながらも—を感じる」「低迷する雇用に...
うずもれたはる【埋れた春】
秋田雨雀の戯曲。明治45年(1912)、雑誌「早稲田文学」に発表。全2幕。大正3年(1914)、美術劇場により初演。
う‐せい【雨声】
雨の降る音。「明け方、窓外に—を聞く」
う‐せつ【雨雪】
1 雨と雪。 2 雪が降ること。雪を降らせること。また、降る雪。「天大—ならずとも、深山高峰の冬の夜は」〈正法眼蔵・行持下〉
うだい‐かんば【鵜松明樺】
カバノキ科の落葉高木。本州中部・北部の山地に自生。葉は柄をもち、やや長い心臓形。5月ごろ、尾のように垂れ下がる雄花と雌花とをつける。樹皮が雨中でもよく燃えるので、鵜飼いの松明(たいまつ)に用いた。
うち‐かたぶ・く【打ち傾く】
[動カ四] 1 首を傾けて不審そうなようすをする。「稚児(ちご)の、目に髪の覆へるをかきはやらで、—・きて物など見たるも、うつくし」〈枕・一五一〉 2 樹木などが、傾く。「雨いたく降り、東風(...
うち‐きら・す【打ち霧らす】
[動サ四]霧・雨・雪などが、空を一面に曇らせる。「—・し雪は降りつつ然(しか)すがに吾家(わぎへ)の園に鶯(うぐひす)鳴くも」〈万・一四四一〉
うち‐しぐ・る【打ち時雨る】
[動ラ下二] 1 さっと時雨が降る。「今日ぞ冬立つ日なりけるも著(しる)く—・れて、空の気色いとあはれなり」〈源・夕顔〉 2 涙を流す。涙ぐむ。「まみの辺り—・れて、ひそみ居たり」〈源・若菜上〉