くしゃ‐くしゃ
[副](スル) 1 紙・布などを丸めたりもんだりして、しわだらけにするさま。「書き損じた便箋(びんせん)を—(と)丸める」 2 いらいらして気分が晴れないさま。「雨続きで気分が—する」 3 整...
くじゃくきょう‐の‐ほう【孔雀経の法】
仏語。密教で、孔雀明王を本尊として、息災・祈雨を修する秘法。孔雀経の御修法。孔雀明王の法。
薬(くすり)降(ふ)る
薬日(くすりび)である陰暦5月5日の正午ごろに雨の降ることをいう。その雨水で医薬を製すると特に薬効があるとされた。《季 夏》「—空よとてもに金ならば/一茶」
くず【葛】
マメ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に生え、茎は長さ10メートル以上に伸びる。葉は先のとがった楕円形の小葉3枚からなる複葉で、大きい。秋、紫赤色の花が集まって咲く。肥大している根は葛根といい薬...
くず‐ふ【葛布】
縦糸に綿・麻・絹などを用い、横糸に葛の繊維を用いて織った布。丈夫で水に耐えるので、雨具・袴(はかま)に作り、また、ふすま・屏風(びょうぶ)などにも用いる。静岡県掛川の特産。くずぬの。《季 夏》
くた・す【腐す】
[動サ四] 1 朽ちさせる。くさらせる。「卯(う)の花を—・す長雨(ながめ)の」〈万・四二一七〉 2 気持ちを萎(な)えさせる。そこなわせる。「あなかしこ、あやまち引き出づななど宣ふに、—・され...
くち‐と・し【口疾し】
[形ク] 1 返事や返歌がすぐに口をついて出てくるさま。受け答えが早い。「ことなる事なきいらへを—・く言ふ」〈源・手習〉 2 軽率な発言をするさま。「跡無き語り言して楽しがる中に…—・き男あり」...
くち‐どめ【口止め】
[名](スル) 1 口外することを禁じること。箝口(かんこう)。「—して秘密が外に漏れないようにする」 2 「口止め料」の略。 3 反論を封じること。納得させること。「重ねて御辺が—に、兄にあら...
くに‐つ‐つみ【国つ罪】
1 地上で犯した罪。国の人々の犯した罪。→天(あま)つ罪「ここだくの罪を天つ罪と法(の)り別けて、—と」〈祝詞・六月晦大祓〉 2 国法を犯した罪。「神宝(かんだから)を盗みとりしは例(ためし)な...
クバ‐こくりつこうえん【クバ国立公園】
《Kubah National Park》マレーシア、ボルネオ島北西部、サラワク州にある国立公園。クチンの北西約30キロメートルに位置する。セラピ山を囲む熱帯雨林に川が蛇行して流れ、多種多様なヤ...