こじ・る【抉る】
[動ラ五]《「こじる」(上一)の五段化》 1 すきまなどに物をさし入れてねじる。「雨戸を—・って開ける」 2 ひねくれた言い方をしたり、抗議したりする。「小母につけつけ—・られていたりするところ...
コスラエ‐とう【コスラエ島】
《Kosrae》太平洋西部、カロリン諸島最東端の島。ミクロネシア連邦に属する。火山島で、最高峰は標高634メートルのフィンコル山。中央部に熱帯雨林、南西部にはマングローブ林が広がるほか、レラ遺跡...
こそ‐あれ
[連語]《係助詞「こそ」+動詞「あり」の已然形。逆接の意味で下に続く》 1 …はあることはあるが。「図書室で—、ろくな本はない」 2 「こそかくあれ」「こそ多くあれ」など、「こそ」と「あれ」との...
こっきょうのよる【国境の夜】
秋田雨雀の戯曲。大正9年(1920)、雑誌「新小説」に発表。4幕。翌大正10年(1921)に初演。
こ‐つぶ【小粒】
[名・形動] 1 粒の小さいこと。また、そのさま。「山椒(さんしょ)は—でもぴりりと辛い」「—な(の)雨」⇔大粒。 2 からだつきの小さいこと。小柄。また、そのさま。「—ながらも力持ち」 3 度...
こづき‐だ・す【小突き出す/小衝き出す】
[動サ五(四)] 1 こづいて外へ追い出す。「雨の中へ—・される」 2 言い出す。言い出す人をののしっていう。「覚悟して念仏でも—・せ」〈浄・亀山噺〉
こと‐は
[連語]《副詞「こと」+係助詞「は」。「ごとは」とも》「こと」を強めた言い方。同じことなら。「かき暗し—降らなむ春雨に濡れ衣(ぎぬ)着せて君を留めむ」〈古今・離別〉
ことばのないこいうた【言葉のない恋歌】
《原題、(フランス)Romances sans Paroles》ベルレーヌの詩集。1874年刊行。4部構成で21編の詩からなる。題名はメンデルスゾーンによる同名のピアノ曲集にちなむ。堀口大学の訳...
理(ことわり)無(な)・し
1 理由がない。筋道が立たない。「典薬が答(いら)へ、—・きおほせなりや」〈落窪・二〉 2 道理に合わない。道義をわきまえない。「—・きが恐しさに、やもめは逃げ出でて」〈読・春雨・樊噲下〉
子供(こども)騒(さわ)げば雨(あめ)が降(ふ)る
子供が大ぜい戸外で騒ぐと、近いうちに雨が降るという俗説。