うんじょう‐りょうへん【雲蒸竜変】
雲が群がり昇るにつれ、蛇が竜となって天に昇る意。時流に乗じて、英雄・豪傑が大活躍するたとえ。
うん‐すい【雲水】
《「行雲流水」の略》 1 雲が定めなく行き、水が流れてやまないように、一所にとどまらない自由な人。また、そのような境涯。 2 行方を定めないで諸国を行脚する修行の僧。雲水僧。雲衲(うんのう)。
うんぜん【雲仙】
長崎県、島原半島の雲仙岳を中心とする地域。 長崎県、島原半島北西部を占める市。農業と橘湾での漁業が盛ん。平成17年(2005)10月、南高来郡7町が合併して成立。人口4.7万(2010)。
うんぜんあまくさ‐こくりつこうえん【雲仙天草国立公園】
長崎・熊本・鹿児島の3県にまたがる国立公園。雲仙岳・雲仙温泉・天草諸島からなる。昭和9年(1934)指定の最初の国立公園の一。
うんぜん‐おんせん【雲仙温泉】
長崎県雲仙市の温泉。雲仙岳の南麓にあり、泉質は硫酸塩泉・硫黄泉。地獄の名をもつ多くの硫気孔や間欠泉がある。
うんぜん‐し【雲仙市】
⇒雲仙
うんぜん‐だけ【雲仙岳】
島原半島中央部の活火山群。複式火山群で、最高峰は平成新山の標高1483メートル。ミヤマキリシマや霧氷がみられる。「温泉(うんぜん)岳」とも書き、また肥前風土記には「高来峰(たかぎみね)」と記され...
うんぜん‐つつじ【雲仙躑躅】
ツツジ科の常緑低木。山地に自生。枝の先が細く、小さい葉を密生する。春、淡紅色の花が咲く。関東西部から九州にかけて分布するが、雲仙岳には自生しない。
うん‐そん【雲孫】
《雲のように遠く隔たっている子孫の意》自分より8代後の子孫。すなわち、子・孫・曽孫・玄孫・来孫・昆孫(こんそん)・仍孫(じょうそん)の次。つるのこ。
うん‐だい【雲台】
三脚の上に取り付けて、カメラを任意の方向に固定できるようにする装置。