ひつじ‐ぐも【羊雲】
高積雲の俗称。羊の群れのように見えるところからいう。
ひでり‐ぐも【日照り雲】
夏、日没のころ、夕焼けのように紅色に染まった巴(ともえ)形の雲。晴天の続くしるしといわれる。また、日照りが続いた空に浮かんだ雲。《季 夏》
びりゅう‐うん【尾流雲】
雲の副変種の一。巻積雲・高積雲・高層雲・積雲・積乱雲・乱層雲・層積雲の7種の雲級に現れ、名称は雲から垂れ下がる尾のように見えることに由来する。雲粒どうしが結合してできた雨粒が、地上に落ちてくる途...
ふう‐うん【風雲】
1 風と雲。風や雲。また、自然。 2 事の起こりそうな情勢。「維新の—に際会して身を起し」〈蘆花・不如帰〉 3 竜が風と雲とを得て天に昇るように、英雄・豪傑が頭角を現す好機。
ふ‐うん【浮雲】
1 空に浮かんでいる雲。うきぐも。 2 定まらないこと、また、はかなく頼りないことのたとえ。
ふじょう‐の‐くも【不定の雲】
心をくもらせる迷いを、月を覆い隠す雲にたとえていう語。「生死長夜の月の影、—覆へり」〈謡・隅田川〉
ぶんし‐うん【分子雲】
星間空間に存在する低温・高密度のガス雲。主成分の水素分子のほか、一酸化炭素、一硫化炭素、アンモニア、シアン化水素、エチルアルコールなどを含む。センチ波からサブミリ波にかけての電波観測によって確認...
ぶんし‐ガスうん【分子ガス雲】
⇒分子雲
へき‐うん【碧雲】
青みがかった色の雲。青雲。
へん‐うん【片雲】
一片のちぎれ雲。