ほうじょう【北条】
姓氏の一。 鎌倉幕府の執権家。桓武平氏の流れで、平貞盛の後裔時家のとき、伊豆北条に住んで北条と称した。時政が源頼朝の幕府創業を助け、のち、執権として数代にわたり幕府の最高実力者となった。 ...
ほう‐ず【方図】
限度。際限。→野放図(のほうず)「意久地の無いにも—が有ったもんだ」〈二葉亭・浮雲〉
ほこ‐ぼし【戈星/桙星】
彗星(すいせい)の古称。一説に北斗七星の第七星である破軍星のことともいう。「名おそろしきもの…ふさう雲、—」〈枕・一五三〉
ほしけいせい‐りょういき【星形成領域】
星間空間の分子雲の高密度領域が重力的に不安定になって収縮し、原始星が生まれつつある領域。中心部にガスや塵が集まって円盤状になり、双極分子流と呼ばれる激しい質量放出を伴う。
ほし‐の‐くらい【星の位】
1 星の並び。星座。「紫宵の上には—おだやかに」〈保元・上〉 2 《雲の上人を星にたとえて》三公。また、宮中に列する公卿・殿上人(てんじょうびと)をいう。星の宿り。「—は政(まつりごと)を助けし...
ほし‐の‐はやし【星の林】
星の多く集まっているのを林に見たてていう語。「天(あめ)の海に雲の波立ち月の舟—に漕ぎ隠る見ゆ」〈万・一〇六八〉
ほっかいどう‐しんかんせん【北海道新幹線】
青森市と札幌市を結ぶ計画の新幹線。昭和48年(1973)に全国新幹線鉄道整備法により整備計画が決定した。平成28年(2016)3月に新青森・新函館北斗間が開業。令和12年度(2030)に全線開業...
ほびこ・る【蔓延る】
[動ラ四]いっぱいにひろがる。はびこる。「この見ゆる雲—・りてとの曇り雨も降らぬか心足(こころだ)らひに」〈万・四一二三〉
ほりこし‐くぼう【堀越公方】
伊豆堀越にあった室町幕府の東国支配機関。また、その長である足利政知の称。鎌倉公方足利成氏が幕府に背いて下総(しもうさ)の古河(こが)に移ったのち、将軍義政は弟政知を下向させたが鎌倉に入れず、ここ...
ほろ‐に
[副]散り乱れるさま。ばらばら。「天雲を—踏みあだし鳴る神も今日にまさりて恐(かしこ)けめやも」〈万・四二三五〉