らい‐どう【雷同】
[名](スル)《「礼記」曲礼上から。雷の音に応じて万物が響く意》自分自身の考えをもたず、むやみに他人の説や行動に同調すること。「付和—」「卑屈の気風に制せられ其気風に—して」〈福沢・学問のすゝめ〉
らい‐ふ【雷斧】
落雷などのあとに発見された石器時代の石斧などの遺物を、天から降ってきた雷神などの持ち物と考えたもの。天狗(てんぐ)の鉞(まさかり)。雷斧石。
らいめいといなずま【雷鳴と稲妻】
《原題、(ドイツ)Unter Donner und Blitz》ヨハン=シュトラウス2世の管弦楽によるポルカ。1868年作曲。雷鳴がとどろく様子を打楽器で表現している。別邦題「雷鳴と電光」。
らいめいとでんこう【雷鳴と電光】
《原題、(ドイツ)Unter Donner und Blitz》⇒雷鳴と稲妻
らく【落】
[音]ラク(呉)(漢) [訓]おちる おとす [学習漢字]3年 1 物がおちる。上から下に位置が下がる。「落下・落花・落差・落日・落馬・落葉・落雷・落涙/下落・墜落・低落・騰落・剝落(はくらく)...
らく‐らい【落雷】
[名](スル)雷が落ちること。雷雲と地面との間に放電が起こること。地上の突起物に落ちやすい。対地放電。「立ち木に—する」《季 夏》→雷撃1
らくらい‐みつど【落雷密度】
ある地域における単位時間当たり、単位面積当たりの落雷数。ふつう1年間当たり、1平方キロメートルあたりの落雷数で表す。雷撃密度。年間落雷密度。大地落雷密度。対地落雷密度。
らん‐きりゅう【乱気流】
大気中の小さな渦による不規則な気流。高山の周辺や雷雲・ジェット気流に伴って発生することが多く、飛行中の航空機に動揺を与える。
リヒテンベルク‐ずけい【リヒテンベルク図形】
絶縁体の表面や内部に生じる放電の痕跡。18世紀にドイツの物理学者リヒテンベルクが発見。樹枝状または円形のパターンとなり、分岐は自己相似のフラクタルを示す。人が雷の直撃を受けたときにも皮膚に生じ、...
リムペット‐マイン【limpet mine】
《リムペット(limpet)は英語でカサガイの意。リンペットとも》艦船を沈没させたり航行不能にするために仕掛けられる小型の爆発物。船底やスクリュー・舵・ソナーなどに密着させ、時限装置や遠隔操作で...