せいでん‐ようりょう【静電容量】
導体やコンデンサーなどが、どれくらい電荷を蓄えられるかを表す量。二つの導体の電位、またはコンデンサーの両端の電位差を単位量だけ上げるのに必要な電荷として定義される。単位はファラド。静電容量と電圧...
せっしょく‐でんあつ【接触電圧】
落雷時にアースを施した建物などに人間の手が触れているとき、その接触点と足の間に生じる電位差。
せっしょく‐でんいさ【接触電位差】
2種の導体を接触させたとき、トンネル効果により電子の移動が起こることによって二つの導体間に生じる電位差。
たんきょく‐ゆうどう【単極誘導】
円柱状の磁石を回転させ、軸の一端と側面に導線をつなぐと電位差が発生し電流が流れる現象。電磁誘導の一例として、1832年に英国の物理学者M=ファラデーが発見。回転の角速度をω、磁石の断面を貫く磁束...
たん‐らく【短絡】
[名・形動](スル) 1 電気回路で、電位差のある二点間をきわめて抵抗の小さい導体で接続すること。また、絶縁が破れて、抵抗の小さい回路ができること。ショート。「—事故」 2 事柄の本質を考えず、...
でんい‐けい【電位計】
静電気を利用して電位差や電気量を測定する装置。
でんき‐ていこう【電気抵抗】
電流の流れにくさを表す量。電位差を電流で割ったもの。単位はオーム。抵抗。
でんき‐てきてい【電気滴定】
化学反応の終点を知るのに、電位差や電流の変化を測定して判定する定量分析法。
でんきょく‐でんい【電極電位】
電極と電解質溶液との間に生じる接触電位差。この絶対値の測定は原理的に不可能なため、基準電極という電極と組み合わせて電池をつくり、その起電力から求める。単極電位。
でんし‐ボルト【電子ボルト】
エネルギーの単位。1電子ボルトは1個の電子が真空中で1ボルトの電位差で加速されたときに得るエネルギーで、1.602×10−19ジュール。記号eV エレクトロンボルト。 [補説]素粒子の質量を表す単位...