イオン‐メーター【ion meter】
溶液中のイオン濃度を測定する機器。カルシウム、弗素(ふっそ)、塩素、硝酸など、イオンの濃度差によって生じる電位差から濃度が求められる。測定対象以外のイオンの影響を受ける場合がある。
エア‐セクション【air section】
電車の路線上で、二つの架線が並行して配置された区間。両者の架線に電位差がある場合、パンタグラフによって短絡の状態にあるため、原則として同区間内では車両の停止が禁じられている。通常は、短時間で電車...
えいどう‐でんい【泳動電位】
ドルン効果によって液体中に生じる電位差。
えんぶんのうどさ‐はつでん【塩分濃度差発電】
海の塩水と河川の淡水の塩分の濃度差を利用する発電方式。塩水と淡水を半透膜で仕切り、半透膜にかかる浸透圧の差を利用して海水の水位を上げ、上昇した海水を落下させ、その運動エネルギーによりタービンを回...
おんきょう‐でんきこうか【音響電気効果】
結晶内の自由電子が音波の影響を受ける現象。半導体結晶に超音波を照射すると、音波の進行方向に電位差が生じることが知られている。
オーム【ohm】
国際単位系(SI)の電気抵抗の単位。二点間の電位差が1ボルトの導線に1アンペアの電流が流れるときの二点間の抵抗を1オームとする。名称はG=S=オームにちなむ。記号Ω
オーム‐の‐ほうそく【オームの法則】
導体を流れる電流の強さは、導体両端の電位差に比例し、電気抵抗に反比例するという法則。
かいめん‐どうでんげんしょう【界面動電現象】
固体と液体、または液体と液体の間で相対的な運動があるとき、その境界面に沿って電位差が生じたり、逆に電位差をつくると相対運動が引き起こされたりする現象。
かつどう‐でんい【活動電位】
生物体の細胞や組織が刺激を受けたときに発生する膜電位。刺激を受けて興奮した部分が、他の部分に対して負の電位をもつことで電位差が生じ、電流が流れる。動作電位。スパイク電位。→静止電位 →生物電気
かん‐しょく【乾食/乾蝕】
1 空気の流通の悪い所に貯蔵したときに生じる木材の腐食。 2 金属表面に高温のガスが接触することで生じる腐食。酸化物の被膜が生成され、金属表面と酸化物層の間の局部的な電位差によって腐食が進行する...