アイス‐プラント【ice plant】
ハマミズナ科の塩生植物。葉や茎の表面に塩分を隔離するための透明な水泡があり、霜が降りたように見えることからの名。南アフリカ原産。食用。 [補説]「ソルトリーフ」「クリスタルリーフ」「プッチーナ」...
あかつき‐おき【暁起き】
1 夜明け前に起きること。「置く霜の—を思はずは君が夜殿(よどの)に夜離(よが)れせましや」〈後撰・恋五〉 2 夜明け前に起きて勤行(ごんぎょう)すること。「—の袖の上、山路の露もしげくして」〈...
あがり‐たる‐よ【上がりたる世】
[連語]遠い昔。古代。上がりての世。「時ならぬ霜雪を降らせ、雲雷(いかづち)を騒がしたる例(ためし)、—にはありけり」〈源・若菜下〉
あきたじょうのすけ‐の‐らん【秋田城介の乱】
⇒霜月騒動
あき‐の‐しも【秋の霜】
1 晩秋に降りる霜。《季 秋》「生涯に一度の旅程—/蛇笏」 2 白髪のたとえ。「数ふれば四十あまりの—身のふり行かむ果てを知らばや」〈後拾遺・雑秋〉 3 《「秋霜(しゅうそう)」を訓読みにした語...
あけもどろ【明けもどろ】
霜多正次の長編小説。1960年代の沖縄を描く。昭和44年(1969)から昭和45年(1970)にかけて、「民主文学」誌に連載。単行本は昭和46年(1971)刊。
あさ‐しも【朝霜】
《後世「あさじも」とも》朝、降りている霜。朝の霜。《季 冬》「—や茶湯の後のくすり鍋/丈草」
あだちやすもり‐の‐らん【安達泰盛の乱】
⇒霜月騒動
あと‐な・し【跡無し】
[形ク] 1 跡形もない。はかない。「しるべせよ—・き浪にこぐ舟のゆくへも知らぬやへの潮かぜ」〈新古今・恋一〉 2 人の往来がない。「かよひこし宿の道芝かれがれに—・き霜にむすぼほれつつ」〈新古...
い‐かわ・る【居替はる】
[動ラ四]居場所を替わる。交替して座る。「水鳥、鴛鴦(をし)いとあはれなり。かたみに—・りて、羽の上の霜払ふらむほどなど」〈枕・四一〉