む【霧】
[常用漢字] [音]ム(呉) [訓]きり 〈ム〉 1 きり。「霧笛・霧氷/雲霧・煙霧・水霧・夕霧(せきむ)・濃霧・五里霧中」 2 きりのように集まり、または消えるさま。「霧集/雲散霧消」 3 ...
めい‐む【迷霧】
1 方角のわからないほどの深い霧。 2 迷いの境地を霧にたとえた語。「—を払う」
もう‐む【蒙霧/朦霧】
立ちこめる霧。転じて、心の晴れないこと。「—晴れ難し」〈本朝文粋・四〉
やま‐ぎり【山霧】
山に発生する霧。山の斜面を空気が上昇するときにできる。《季 秋》「—のさっさと抜ける座敷かな/一茶」
ゆう‐ぎり【夕霧】
夕方に立つ霧。《季 秋》
ゆうぎり【夕霧】
源氏物語第39巻の巻名。光源氏50歳。夕霧の柏木未亡人に対する不首尾に終わった恋を描く。 源氏物語の登場人物。光源氏と葵の上との子。左大臣となる。雲井の雁(かり)の夫。 [1654〜167...
よ‐ぎり【夜霧】
夜に立つ霧。《季 秋》「山国の—に劇場(しばゐ)出て眠し/水巴」
れん‐ぶ【蓮霧】
フトモモ科の常緑高木。マレー半島の原産。おしべの目立つ花が咲き、果実は生食される。おおふともも。ジャワふともも。