せめ‐て
[副]《動詞「責(せ)める」の連用形に助詞「て」の付いたもの》 1 不満足ながら、これだけは実現させたいという最低限の願望を表す。少なくとも。十分ではないが、これだけでも。「—声だけでも聞きたい...
ぜんせん‐ぎり【前線霧】
前線に沿って暖気と寒気とが混合してできる霧。
そう‐うん【層雲】
十種雲形(雲級)の一。灰色をした層状の雲で、地表付近にたなびく。略号はSt。霧雲(きりぐも)。→雲級 [補説]書名別項。→層雲
そう‐とう【草頭】
1 草の上。「暁霧尚(なお)平野に横(よこたわ)り、—零露多し」〈竜渓・経国美談〉 2 草冠(くさかんむり)のこと。
そうや‐かいきょう【宗谷海峡】
北海道と樺太(からふと)(サハリン)との間の海峡。夏は北上した対馬暖流が低温のオホーツク海と接し、濃霧が発生しやすい。ラペルーズ海峡。
そ・える【添える/副える】
[動ア下一][文]そ・ふ[ハ下二] 1 主となるもののそばにつける。補助として付け加える。「贈り物に手紙を—・える」「薬味を—・える」「介護の手を—・える」 2 引き立たせるために付け加える。「...
そ‐の‐くに【襲国】
九州南部の古地名。神話や伝説上の熊襲(くまそ)の本拠地で、現在の鹿児島県霧島市・曽於(そお)市を中心とする地域にあたるといわれる。
そば‐め【側妻/側女】
1 本妻以外にそばに置く妻。めかけ。 2 そば近くに仕える女性。「土岐之助…—に手をかけしを」〈伎・敵討浦朝霧〉
そ‐ひょう【粗氷】
零度以下に過冷却した霧や雲の微細な水滴が、樹木や岩などに凍りついてできた透明または半透明の氷。霧氷の一。《季 冬》
そびき‐もの【聳き物】
連歌・俳諧で、天象のうち、雲・霞(かすみ)・霧・煙などをいう語。連歌では3句隔てるものとする。