も・る【守る】
[動ラ四] 1 見まもる。見張る。番をする。「見し人のかげすみはてぬ池水にひとり宿—・る秋の夜の月」〈源・夕霧〉 2 そばにいて、まもり育てる。「殿を二歳の年より今年二十五になり給ふまで—・り奉...
やくしま‐こくりつこうえん【屋久島国立公園】
鹿児島県の屋久島と口永良部島(くちのえらぶじま)からなる国立公園。屋久島の西部地域は世界遺産(自然遺産)に登録されている。 [補説]平成24年(2012)、霧島屋久国立公園から分離され、独立した...
やしま‐が‐はら【八島ヶ原】
霧ヶ峰の北西部に位置する高層湿原。八ヶ岳中信高原国定公園に属し、ミズゴケやツルコケモモなどさまざまな湿原植物がみられる。
やすらい【休らい/安らい】
1 休むこと。また、穏やかなこと。「霧雨にぬれた竹林は…羊の群れが首をたれて、静かに眠っている—であった」〈康成・春景色〉 2 ためらうこと。躊躇(ちゅうちょ)すること。「来し方の心の—さへあや...
やつがたけちゅうしんこうげん‐こくていこうえん【八ヶ岳中信高原国定公園】
長野・山梨両県にまたがる山岳と高原の国定公園。八ヶ岳・蓼科山(たてしなやま)・霧ヶ峰・美ヶ原(うつくしがはら)・塩尻峠などからなる。
やどり‐ぎ【宿木/寄生木】
1 他の木に寄生する草木。 2 ビャクダン科の常緑小低木。エノキ・桜など落葉樹の樹上に寄生し、高さ約50センチ。茎は緑色で、二また状によく分枝し、球状になる。葉は細長くて先が丸く、対生。雌雄...
やまい‐はちまき【病鉢巻(き)】
歌舞伎および人形浄瑠璃で、病人または病的状態にある人物が用いる鉢巻き。ふつう紫縮緬(むらさきちりめん)で、頭の左側で結ぶ。「寺子屋」の松王丸、「廓文章」の夕霧などが用いる。
やまがわ‐の【山川の】
[枕] 1 山川の流れは激しい意から、「たぎつ」「はやし」にかかる。「—激(たぎ)つ心を」〈万・二四三二〉 2 山川の流れる音が高いところから、「おと」にかかる。「—音にのみ聞く」〈古今・雑下〉...
やま‐ぎり【山霧】
山に発生する霧。山の斜面を空気が上昇するときにできる。《季 秋》「—のさっさと抜ける座敷かな/一茶」
やま‐づら【山面】
山のかたわら。山の斜面。「—を見れば、霧は、げに麓(ふもと)こめたり」〈かげろふ・上〉