うわ‐や【上屋/上家】
1 建築現場などに設けた仮屋根。素屋根(すやね)。 2 駅や埠頭(ふとう)などで、旅客または貨物を雨露から防ぐために設けた、柱に屋根をかけただけの建物。 3 「保税上屋(ほぜいうわや)」のこと。...
うん‐じょう【醞醸】
[名](スル)《酒を醸造する意から》心の中に、ある感情がしだいに固まっていくこと。「大概日本人の妄信はこの時代に—し出されて」〈露伴・魔法修行者〉
うんめい【運命】
幸田露伴の小説。大正8年(1919)発表。中国明(みん)朝の建文・永楽2帝の生涯を、漢文調の名文で描いた作品。 ベートーベン作曲の交響曲第5番の通称。1808年完成。第1楽章冒頭の主題を、作...
えい‐いき【塋域】
墓地。墓場。「或る貴い—を犯した事件というのが伝えられた」〈露伴・骨董〉
えいろ‐きょうしょう【英露協商】
1907年、イギリスとロシアとの間に結ばれた協定。アフガニスタンをイギリスの勢力範囲とし、ペルシアにおける両国の勢力範囲を決定、さらにチベットに対する内政不干渉などを決めた。これによってドイツの...
え・う【酔ふ】
[動ハ四]《「よ(酔)う」の古形》 1 酒気が回る。「さばかり—・ひ給へる御心地にも」〈紫式部日記〉 2 気分が悪くなる。「かくの如くして行く程に、三人ながら—・ひぬれば」〈今昔・二八・二〉 3...
えき‐えき【奕奕】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 非常に美しいさま。「その色彩何ぞ—たる」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 光り輝くさま。「霞光(かこう)万道—と閃(ひら)めき出でて屋の内は明るくなりし如くなれば」〈...
えきしん‐ろこう【液浸露光】
ステッパーやスキャナーなどの半導体露光装置で、レンズとシリコンウエハーの間を超純水で満たし、高い解像度で集積回路のパターンを焼き付ける技術。従来、光学顕微鏡で用いられていた液浸法を適用したもので...
えき‐てい【掖庭】
宮殿のわきの殿舎。皇妃・宮女のいる所。後宮(こうきゅう)。えきだい。「后妃遊宴のみぎりなり…—の露色愁ふ」〈平家・七〉
エクスポージャー【exposure】
《晒(さら)すことの意》 1 写真で、露出・露光のこと。 2 経済的なリスクの程度。出資金や貸付金がリスクにさらされる度合い。保有する資産や負債の中で、市場の価格変動リスクの影響を直接受ける資産...