おい‐た・つ【生(い)立つ】
[動タ五(四)] 1 草木が生えて大きくなる。「ある年のちょうど若苗の—・つころ」〈堀辰雄・かげろふの日記〉 2 伸び育つ。成長する。「加茂川の水柔らかなる所に—・ちて」〈露伴・風流仏〉 [...
お‐う【麻生】
麻の生えている土地。「桜麻(さくらを)の—の下草露しあれば」〈万・二六八七〉
おう‐ろ【欧露】
ロシア(露西亜)領土のうち、ヨーロッパ(欧羅巴)に含まれる、ウラル山脈から西の部分。ヨーロッパロシア。
おおい‐やき【覆い焼き】
写真で、陰画の露出不足の部分に対し、紙などで覆って露光時間を短くすることで適正露出にすること。パソコンのフォトレタッチソフトでデジタル画像の一部を明るくする処理のことも指す。→焼き込み
おおつ‐じけん【大津事件】
明治24年(1891)、訪日したロシア皇太子ニコライ(のちのニコライ2世)が、大津市で警備中の巡査津田三蔵に切りつけられた事件。日露関係悪化を恐れた政府は、大逆罪の適用による死刑判決を強要したが...
おお‐づら【大面】
1 大きい顔。「毬栗頭(いがぐりあたま)の—の眼のぎょろりとした意地の悪そうな男」〈魯庵・社会百面相〉 2 偉そうな顔つき。いばった態度。「男の厭(いや)がる顔見ても関(かま)わずというほど—な...
おか‐ぼり【陸掘り】
露天掘り。
おき‐あま・る【置き余る】
[動ラ四]露・霜などが、置き所もないほどにたくさんおりる。「秋の野らは—・る露に埋(うづ)もれて」〈徒然・四四〉
おき‐あみ【沖醤蝦】
甲殻綱オキアミ目の節足動物の総称。エビに似るが、えらが露出していることなどが異なる。体長1〜5センチ。ナンキョクオキアミなどがあり、プランクトンとして世界の海洋に広く分布し、魚類やヒゲクジラの餌...
おき‐そ・う【置き添ふ】
[動ハ四]置いてある上に、さらに置き加わる。「草葉こそ—・ふ霜にたへざらめ何にかれゆくやどの人めぞ」〈風雅・冬〉 [動ハ下二]置いてある上に、さらに置き加える。「いとどしく虫の音しげき浅茅生...