かほうわ‐じょうき【過飽和蒸気】
露点以下になっても液化が起こらないで、不安定な状態にある蒸気。急激な冷却などで生じ、刺激があればすぐ液化する。
カポエイラ【(ポルトガル)capoeira】
楽器の伴奏に合わせて足技などを披露するスポーツ。ブラジルで、奴隷の護身術から生まれたとされる。カポエラ。
かまくら‐の‐だいぶつ【鎌倉の大仏】
神奈川県鎌倉市高徳院にある、高さ3丈5尺(約11.39メートル)の阿弥陀如来の銅の鋳像。建長4年(1252)造立。室町期に仏殿が倒壊し、今日まで露座のままである。長谷の大仏。
かみがた‐らくご【上方落語】
上方を中心に発達した落語。江戸中期の露の五郎兵衛と米沢彦八を祖とする。見台(けんだい)を前へ置き、張り扇と小拍子を鳴らし、時には囃子(はやし)や鳴り物も入れる。大阪落語。上方咄(かみがたばなし)。
かみこ‐がみ【紙子紙】
紙子を仕立てるのに使う紙。厚手の和紙に柿渋を引き、日に乾かしてよくもみやわらげ、夜露にさらして臭みを抜いたもの。
かみ‐ざま【上様/上方】
《古くは「かみさま」とも》 1 うえの方。⇔下様(しもざま)。「露の落つるに枝のうち動きて、人も手ふれぬに、ふと—へあがりたるも」〈枕・一三〇〉 2 上流階級の人々。身分の高い人々。⇔下様(しも...
かみ‐づつみ【紙包み】
1 紙で包んだもの。紙で包んであること。 2 紙で包んだ金。金一封。「情の籠る—与へしまま飄然と去りぬ」〈露伴・いさなとり〉
かみ‐やま【神山】
神の鎮座する山。「妻隠(つまごも)る矢野の—露霜に」〈万・二一七八〉
カムラン‐わん【カムラン湾】
《Camranh》ベトナム南東部の湾。日露戦争の際、ロシアのバルチック艦隊が集結し、ベトナム戦争の際は米海軍の基地となった。
かも‐じもの【鴨じもの】
[副]鴨のように。→じもの「—浮寝をすれば蜷(みな)の腸(わた)か黒き髪に露そ置きにける」〈万・三六四九〉