尻尾(しっぽ)を出(だ)・す
《化けた狐や狸が尻尾を出して正体を見破られる意から》隠していたことやごまかしが露見する。ぼろを出す。
しつど‐けい【湿度計】
相対湿度を測定する装置。毛髪湿度計・乾湿球湿度計・露点湿度計などがある。
しで‐むし【埋葬虫】
甲虫目シデムシ科の昆虫の総称。体は扁平、前翅(まえばね)はやや短く尾端が露出している。夜行性で、動物の腐肉などを食う。ヤマトモンシデムシ・クロシデムシ・モモブトシデムシなど。
しと‐しと
[副] 1 雨が静かに降るさま。「春雨が—(と)降る」 2 物事をもの静かにするさま。しとやかなさま。しずしず。「娘の母親が、—とあがって来た」〈里見弴・多情仏心〉
[形動]湿っているさま。...
しとり【湿り】
しめること。また、しめり。「地面には夜露の—が未だ乾かぬくらいで」〈秋声・黴〉
し‐なし【為做し】
態度やふるまい。「我が馴染にやさしき庄兵衛が—を私(ひそか)に喜びて酔し上に一層の元気づき」〈露伴・いさなとり〉
し‐な・す【為成す/為做す】
[動サ五(四)] 1 ある状態にする。また、こしらえる。「胸に蟠屈(わだかま)りなく淡然(さっぱり)と平日(つね)のごとく—・されては」〈露伴・五重塔〉 「けがらひも一つに—・しためれば」〈かげ...
しの‐すすき【篠薄】
1 篠や薄(すすき)。また、篠竹の群がり生えたもの。「妹(いも)らがり我が行く道の—我し通はばなびけ篠原」〈万・一一二一〉 2 まだ穂の出ない薄。「穂に出でぬ物思ふらし—招くたもとの露しげくして...
しの‐に
[副] 1 草木がぬれてなびくさま。また、心がしおれるさま。「秋の穂を—押しなべ置く露の消えかもしなまし恋ひつつあらずは」〈万・二二五六〉 2 しきりに。「あふ事はかたのの里のささの庵(いほ)—...
しぼりゆうせん‐エーイー【絞り優先AE】
《aperture priority automatic exposure》カメラの自動露出調整機構(AE)の一。シャッターボタンを押すか半押しにすると同時に、撮影者が設定した絞り値に対し、被写...