せい‐ざん【青山】
1 樹木が青々と茂っている山。 2 《蘇軾「授獄卒梁成以遺子由」の一節「青山に骨を埋むべし」から》人が死んで骨を埋める土地。墳墓の地。死に場所。「人間到(いた)る所—あり」
琵琶の名器の名...
せいざん‐いっぱつ【青山一髪】
遠くの青い山が青い空と線のように交わるさまを1本の髪の毛にたとえた語。
せい‐し【青侍】
《「あおさぶらい」の音読》公家に仕える六位の侍。「源中納言雅頼卿のもとに候ひける—が」〈平家・五〉
せい‐し【青史】
《紙のない時代、青竹の札をあぶって文字を記したところから》歴史。歴史書。記録。
せい‐し【青糸】
1 青色の糸。 2 新芽がふいて、青く垂れている柳の枝のたとえ。 3 黒くて美しい髪のたとえ。「—の髪(みぐし)、紅玉の膚(はだえ)」〈樗牛・滝口入道〉
せい‐し【青紫】
1 青色と紫色。また、あおむらさき。 2 《中国の漢の制度で、印綬に公侯は紫、九卿は青を用いたところから》公卿の地位。
せい‐しつ【青漆】
青緑色の漆。また、その色。
せい‐しゅう【青州】
「青州の従事」の略。
せいしゅう‐の‐じゅうじ【青州の従事】
《「世説新語」術解から》よい酒。美酒。
せい‐しゅん【青春】
《五行説で青は春の色であるところから》 1 夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの。青年時代。「—を謳歌(おうか)する」「—時代」 2 春。陽春。「—二三月」〈漱石・草枕...