てんてき‐ちゅうしゃ【点滴注射】
薬液や栄養物の投与あるいは輸血などで、長時間かけて一滴ずつ静脈内に注入する方法。
ディー‐ブイ‐ティー【DVT】
《deep vein thrombosis》⇒深部静脈血栓症
とうこつ‐じょうみゃく【橈骨静脈】
撓骨動脈の両側を走る、2本で一対の静脈。上腕の外側の血液を集めながら上行し、肘関節付近で尺骨静脈と合流し、上腕静脈となる。
どう‐けっせつ【洞結節】
心臓の右心房の上大静脈の開口部近くにある特殊な組織。一定のリズムで自動的に興奮する所で、その刺激が心臓全体に伝えられて心拍動が起こる。洞房結節。
どう‐ちょうりつ【洞調律】
上大静脈と右心房の境界付近にある洞結節から発生する活動電位が心房、心室へと伝わり、心臓が1分間に60〜80拍の心拍数で規則的に収縮する状態。正常な脈拍。
どう‐みゃく【動脈】
1 血液を心臓からからだの各部分へ送り出す血管。一般に血管壁が厚く、弾力性に富み、心臓の鼓動に一致する脈拍をもつ。高等動物では心臓から肺動脈と大動脈とが出ている。大動脈は動脈血を運ぶが、肺動脈は...
どうみゃくかんかいぞん‐しょう【動脈管開存症】
胎児期に特有の血管である動脈管が、出生後も開いたまま残ってしまう状態。動脈管は胎児の肺動脈と大動脈をつなぐ血管で、胎盤を通して母体から酸素や栄養を受け取る胎児期の血液循環に重要な役割を果たすが、...
どうみゃく‐さんぎょう【動脈産業】
天然資源を採取・加工し、製品を製造・流通・販売する産業。経済や社会の発展に必要な商品を供給する役割を果たしていることから、これを動物の循環系で酸素や栄養分を運ぶ動脈になぞらえたもの。→静脈産業
どうみゃく‐ぶつりゅう【動脈物流】
製品の原材料を調達したり、製品を消費者に提供したりするために物資を流通させること。→動脈産業 →静脈物流
ない‐けいじょうみゃく【内頸静脈】
首の側部にある静脈の一つ。頭蓋の内部、顔・首の浅部から血液を集め、内頸動脈・総頸動脈の外側に沿って下行し、鎖骨下静脈と合流して腕頭静脈をつくる。→外頸静脈